初対面の相手にも好印象を与える!ミラーリング技法とは?
今回の記事はこんな方におすすめ!
☑誰とでも仲良くなりたい
☑相手に好印象を与えたい
みなさんは、初対面の人とのコミュニケーションは得意ですか?
恐らく、ほとんどの方は苦手と答えるでしょう。
しかし、これらの問題もソーシャルスキルを学べば、自信がつきますし、初対面の方との関り方が上手になります。
ソーシャルスキルとはなんぞや?という方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
さて、今回は以下の様な悩みにフォーカスして、あるテクニックを紹介していきます。
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初対面の人とも打ち解けたい
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相手に好印象を与えたい
今回のテクニックは、コミュニケーションの土台となる技術です。
ぜひ、実践してみてくだい。
コミュニケーションの土台作り、ミラーリング技法とは?
この記事を開いて頂いた方は、恐らくコミュニケーションに興味がある方でしょう。
ですから、恐らく様々な勉強をされて知っている方も多いかとは思いますが、今回紹介するのはミラーリング技法という技術。
我々、ソーシャルワーカーはもちろん、カウンセラーなども使用する技術です。
しかし、安心して下さい。
この技術は、とてもシンプルで簡単ですから。
知らない方のために説明をすると、ミラーリング技法とは文字通り鏡の様に相手を真似ることで信頼関係を築いていくというテクニックです。
どうですか?簡単でしょう?
しかし、ここからが大切なのですが、ネットの記事でよく見かける様なミラーリングのやり方では少々リスクが高いです。
なぜかというと、冒頭で述べた通り、有名すぎるから。
このテクニックで大切なのは、相手に気づかれてはいけないということ。
だからこそ、この技術はとても効果がでかいのです。
このテクニックを上手に使えば、相手も気が付かないうちにあなたに好印象を持ちます。
なんども言いますが、あいての真似をする、それだけで効果が絶大なのです。
では、その効果の理由と、ネット記事にはあまり書かれていない何を真似するべきかを順に説明していきます。
人は無意識に操作されている。
みなさんは無意識という言葉を聴いたことがありますか?
「無意識に~してた」というセリフ、よく使いますよね。
ここからもわかる通り、人は無意識に操作されています。
一つ一つの動作を意識的に行っていては、とても疲れると思います。
ですから、人間はある程度のことは無意識に行っています。
無意識なので、その行動を取っている本人は気がつかずに行っているということになります。
つまり、人は無意識に操作されているのです。
そして、一つ例をあげますが、みなさんはこんな経験はありませんか?
なぜか分からないけど、この人とは気が合う
ありますよね?よく、フィーリングが合うとか馬が合うとかいいます。
実は、これも無意識の仕業です。
意識してはいないけれど、自分の見えない無意識レベルで相手に好意的な印象を向けているのです。
では、相手の無意識に意図的にアプローチ出来れば、効果絶大だと思いませんか?
その技術、テクニックがミラーリング技法なのです。
ミラーリング技法の裏技!相手の何を真似るべきか
最初に、ネットに書かれているようなミラーリングの仕方であれば、効果はないと述べました。
それは、有名過ぎて相手にこの技法を使用していることがバレてしまうから。
なぜバレてはいけないかというと、この技法は相手の無意識に働きかける技法であるから。
と、ここまでは今までも述べて来ました。
では、ミラーリングでは相手の何を真似すれば効果的で、かつ相手に気づかれにくいのでしょうか。
それは、呼吸です。
一般的なミラーリング技法では、相手が腕を組んだら自分も組む、相手が足を組んだら足を組むという様に、相手の動きを真似します。
しかし、そうではなくて、相手の呼吸に合わせるのです。
「えー、そんな見えない物なんて合わせようがないよ」
そう思いましたか?
安心して下さい、もちろんコツはお伝えします。
一つは、相手の肩を見ること。
息を吸ったら、肩があがり、息を吐くと肩が下がります。
この肩の動きをよくみて、相手が息を吸うタイミングで息を吸い、相手が息を吐くタイミングで息を吐きます。
しかし、肩を見るというのも慣れないうちはとても大変だと思います。
そこで、もう一つのコツは、相手の話に合わせる方法です。
人は、言葉を話す時に息を吐き、息継ぎのタイミングで息を吸います。
相手の会話をよく聴き、相手が話をしている間はこちらも息を吐き、言葉が途切れたタイミングで息を吸います。
この方法であれば、比較的簡単に呼吸をミラーリングできると思います。
そして、これも少し難しいということであれば、私のとっておきの方法をお伝えします。
これは、厳密に言うとミラーリング技法とは少し違うかもしれませんが、相手のペース、リズムに合わせることは出来ます。
それは、相手の言葉が途切れたタイミングで相槌を打つという方法です。
これであれば、息を吸ったり、吐いたりということを意識しなくても出来ますし、相手の言葉が途切れる瞬間のみに注意していれば良いので、比較的簡単ではないでしょうか。
そして、この方法のメリットはミラーリング技法的な効果があるだけではなく、相手の話をしっかり聴いているという、傾聴の技法も含まれています。
傾聴については、また別の記事で解説しますが、相手の話をよく聴くということも信頼関係を築く、好印象を与えるうえでとても重要です。
ですから、相手の話が途切れるタイミングで、頷いたり、相槌を打つことで、相手の話をよく聴くことが出来、相手の呼吸、話のペースに自分の反応を合わせるミラーリングをすることもできます。
LINEでも使えるミラーリング技法!
ここまでは、相手と顔を見合わせてのコミュニケーションを前提としてお話をしてきました。
しかし、そもそも現状が、LINEだけでしか相手とコミュニケーションを取る機会がないという方もいるでしょう。
そこで、厳密にいうとミラーリング技法ではないのですが、相手との心の距離を詰める一つの方法として、LINEでも使えるミラーリング技法をお伝えします。
LINEでも使えるミラーリング技法、それは、「相手のLINEの癖を真似る」ということです。
ミラーリングでは、相手の動作や呼吸を真似しました。
LINEでは相手の話し方の特徴を真似します。
LINEでの話し方は、人によって特徴が出ます。
例えば、語尾に「(笑)」を付ける人や顔文字を使う人、絵文字を使う人など特徴は様々です。
その様な特徴を真似することで、相手もあなたのLINEはどこか「気が合う」と感じてくれる筈です。
相手のLINEの特徴を掴み、相手のLINEを仕方に合わせていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ミラーリング技法は、相手の無意識に働きかける技法なので効果は絶大。
そして、相手を真似るだけなので、とても簡単な技法です。
しかし、簡単で有名であるが故に相手にバレやすい技法でもあるといえます。
今回紹介したように、呼吸をミラーリングするようにすると相手にバレることはまずありません。
そして、おすすめは会話が途切れる時に相槌を打つこと。
これによって、「相手の話を聴いている」という姿勢でミラーリングを行えるので、より気づかれにくく、好印象を与えやすいです。
好印象を与えることは、コミュニケーションの第一歩です。
このミラーリング技法を使い、円滑な人間関係を皆様が築けることを祈っています。
いつも記事のシェアにご協力頂き、誠にありがとうございます。