相談に乗るコツ!男女の違いを理解して、聴き上手になろう!
みなさん、こんにちは!
ソーシャルワーカーのM・Mと申します!
以前は、相談援助のプロらしく、相談に乗るコツと題して”共感”の技術をお伝えしました!
その記事はこちらからご覧頂けます!
その記事の最期に、相談に乗る相手が男性なのか、女性なのかによって少しコツが違うということをお話しました。
男女の考え方の違いを理解することが相談上手になるためには、不可欠なのです!
さて、では具体的に男性と女性ではどのような点に違いがあるでしょうか。
今回は、そんな相談のコツについて解説していきます。
男女別に詳しく解説していきますので、最期までお付き合いください。
男性の相談に乗るコツ
みなさんは、”相談に乗る”と聴くとどんなイメージを持ちますか?
もちろん、全員ではないと思いますが、多くの方は「答えを出してあげる」必要があると感じている方が多いかもしれませんね。
「~なんだけど、どうしたらいい?」なんて相談されたら、「~すればいいよ!」と言ってあげたくなりますよね。
その気持ち、よく分かります。
しかし、「相談する」というスタンスその物に男女によって違いがあるのが、特徴です。
まずは、男性から解説していきます。
といっても、男性は上で述べた通りの回答で構いません。
男性が相談をする場合、多くはアドバイスを求めていることが多いです。
なので、男性が相談をしてきた場合は具体的な解決法法を教えてあげると相手は満足します。
イメージとしてはQ&Aです。
相手の相談に対して、しっかり自分なりの意見をお話するようにしましょう。
女性の相談に乗るコツ
それでは、女性の相談に乗る際のコツについてお話をしていきます。
察しの良い方はもうお気づきかもしれませんが、女性の相談を受ける際には、男性相手の様にアドバイスをするのはご法度です。
女性が相談をする場合、具体的な解決方法を求めている訳ではなく、気持ちを聴いて欲しいのです。
「彼氏と別れようと思ってるんだよね~」という女性の相談に対して、「別れるべきだよ!」などとアドバイスをしても「う~ん、でもな~」といった煮え切らない返事が返ってくるのは目に見えています。
だからといって、「付き合いを続けた方がいいよ!」といっても同じ様な回答が返ってくるでしょう。
ですから、「恋愛を続けていくかどうかはすごく迷いどころだよね~」など気持ちを代弁してあげるなど、とことん話を聴いてあげる必要があるのです。
しばらくすると、相手の女性も「話したらなんだかすっきりしてきた!」といった感じに、自分なりに折り合いをつけることでしょう。
人は、話をするだけでも精神的な負担が減ると言われています。
専門的には、カタルシスと呼ばれていますが、こういった観点からも女性相手の相談の乗り方は理にかなっていると言えるでしょう。
まとめ
男性、女性相手の相談の乗り方について今回は解説をしていきました。
同じ相談でも、男女で求めている相談への答えが違うということは覚えておきましょう。
もちろん、男女という区分けだけではなく、同じような相談でも相談者の意図や求めている回答は千差万別です。
相手の立場になって考え、どのようなスタンスで相談に乗ってあげることがベストなのか、常に考える姿勢も大切といえるでしょう。
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