【あの人を落とす】恋愛に使える交渉術を心理学的に解説!
今回の記事は以下の様な問題を解決出来ます
☑好きな異性を上手にデートに誘いたい
☑好きな相手をコントロールしたい
☑相手にこちらの要求を受け入れてもらいたい
恋の駆け引きとはよくいったもので、恋愛のおける交渉はとても重要です。
考えてみれば、恋愛とは駆け引きの連続ですよね。
自分と交際してくれるのか。
自分とデートに行ってくれるのか。
自分と連絡を続けてくれるのか。
他にも様々考えればきりがありません。
この記事を開いて下さったあなたも、現在恋愛における駆け引きの真っ最中なのでしょう。
そして、上手に相手にこちらの要求を受け入れてもらう術はないものか・・・
そう考え、この記事に辿りついたのです。
今回は、営業マンも使う心理学的に証明された交渉術をご紹介します。
もちろん、恋愛にも使えるものです。
そして、何よりLINEなどの文字のみでのコミュニケーションでも有効です。
今回は3つほどテクニックを紹介しますので、すべてを吟味した上であなたの状況にあったテクニックを使用してみてください。
いきなりデートへ誘うのはナンセンス!?
好きな相手がいる場合、はやく2人きりで会いたいと思うのは当然のこと。
しかし、焦ってはいけません。
デートにこぎつけたければ、小さなお願いからステップをあげていきましょう。
最初に紹介するのは、「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」というもの。
これは、先ほどお伝えした通り、小さなお願いから大きなお願いをしていくというもの。
例えば、セールスの場面を考えてみましょう。
あなたの家に急にセールスマンが来て、「この商品を買って欲しいので家に入れて下さい!」と言われて家にいれますか?
「いえ、結構です」とドアも開けずに追い返すのがほとんどでしょう。
しかし、「お忙しいところ恐縮ですが、このあたりの地域を担当させて頂くことになった○○です。とりあえず名刺だけ受け取ってくれませんか」と言われればどうでしょう。
先程よりも抵抗感は薄れたのではないでしょうか。
そして、名刺を受け取る名目でドアを開けたが最後、セールスマンのお願いを次々にきく羽目になるのです。
「○○と申します。何かあればご連絡下さい。ついでなので、当社の説明もさせて頂いてよろしいでしょうか?」
あなたは断りますか?
恐らく、断らないでしょう。
いえ、”断りにくい”筈です。
人は一度要求を受け入れてしまうと、「断れないモード」になりやすいのです。
ですから、受け入れてもらいやすい小さな要求から始めて、大きな要求をしていくのが効果的です。
では、恋愛の場面ではどの様に活用していけば良いのでしょうか。
今回は連絡先を知るところからデートに誘うまでを例にお話しましょう。
※今回の例では、連絡先を知る前から相手と顔見知りであり、ある程度会話をしたことがある場面を想定します
- 自分「〇〇ちゃん、今度みんなであつまる予定があるんだけど一緒にどう?」
- 相手「いいですねー!いつですか?」
- 自分「これからみんなの予定を訊いてから決めようかなって思ってた!だから連絡先教えてくれる?」
- 相手「いいですよ!」
- 自分「ありがとう!今晩連絡してもいい?」
- 相手「全然いいですよ!待ってますね!」
- 自分「今度機会があれば2人でも遊びにいこうねー!」
- 相手「是非いきましょう!!」
赤字で書いてある箇所が、相手への要求になっています。
今回の例で言えば、複数人での集まりに誘う⇒連絡先を訊く⇒やりとりの約束をする⇒2人で遊ぶことを提案、となっています。
今回は例なので極端な部分もありますが、この様に小さな要求を積み重ねることでどんどん相手の気持ちは「承諾モード」になっていきます。
そこで、本当の要求を相手にぶつけるのです。
あえて無理難題を頼み込む!!
さて、先ほどの「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」では小さな要求を積み重ねてから大きな要求を行うことで受け入れてもらうテクニックでした。
実は、このテクニックには逆の方法もあるのです。
それが、「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」です。
このテクニックはあえて、相手が断るであろう無理難題を突き付けて断ってもらいます。
そして、その後で本来の要求を伝え承諾してもらうというテクニック。
再度、セールスマンが家へ尋ねてきたところを想像して下さい。
あなたの家へ尋ねてきたセールスマンがこういいました。
「この1万円の腕時計を買っていただけないでしょうか」
急にそんなことを言われても答えはNO。
当然です。
しかし、セールスマンは続けます。
「では、同じ様な腕時計のタイプで2500円の物があるのですが、こちらはいかがでしょうか」
この様に言われれば、「まあ、そのくらいなら・・・」と思う方もいるのではないでしょうか。
元より、このセールスマンが売りたかったのはこの2500円の腕時計だとしたら作戦は大成功だと言えるでしょう。
これは、人間の「断ってしまって申し訳ない」という心理を上手くついたテクニックなのです。
一度お願いを断ってしまった罪悪感から「そのくらいの要求ならきいてあげよう」となるのです。
では、恋愛での応用パターンをご紹介します。
- 自分「○○ちゃん、今度一緒にデートしよう!」
- 相手「うーん、二人はちょっと・・・」
- 自分「そうだよね・・・。なら今度みんなで遊びにいこうよ」
- 相手「そのくらいならいいですよー!」
赤字の箇所が相手への要求です。
今回は、いきなりデートに誘ってみたところ断られてしまいました。
しかし、その後すぐに複数人での遊びに誘う承諾はとることが出来ました。
これで、何かしらの縁を相手と作ることが出来ましたね。
この方法は、最初の要求と次の要求の落差が大きい程受け入れてもらいやすい側面もありますが、個人的には大きすぎない要求の方が良いと考えています。
何故なら、断られる前提で行った要求を受け入れてもらえれば、それはそれでラッキーだからです。
受け入れてもらえればそれでよし。
断られても「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」に切り替える。
どう転んでもあなたにはおいしい状況なのです。
受け入れられたら、お願いのレベルをアップ!
先にお伝えしておきますが、このテクニックは非常に悪意のあるものです。
しかし、だからこそ効果絶大。
ですから、この記事を読み終わるまで使用しないでください。
ここで紹介するのは「ローボールテクニック」です。
これは、最初に受け入れてもらいやすい条件で相手に承諾させ、後々その条件を変更するというもの。
例えば、あなたが店員に「今回はビジネスセットとして、この腕時計を購入して頂いた方には、名刺入れとネクタイもおまけでついてきます!」
と言われて、この腕時計を購入したとしましょう。
しかし、いざ支払いの時に店員が「非常に申し訳ございません。私の手違いで腕時計に付属するのは名刺入れのみでした。それでもよろしいでしょうか・・・」と言うではないですか。
さて、あなたはどうしますか?
多くの方は、「それならそれでいいよ」というのです。
一度購入を決めた物を取り消すのも面倒くさいですし、何よりなんだか”申し訳ない”から。
この様に、一度良い条件で購入を決めてもらった後に、条件が多少変わっても相手は決断は変えないのです。
この店員は本当にミスをした可能性もありますが、最初からこの効果を狙っていたのかもしれません。
ちなみに私は少々性格が悪いので、私ならこの後に「恐らくネクタイも必要だったんですよね・・・。ちょうど今セールも行っていますし、こちらでさらにお安くしますので売り場にご案内いたしますね。まずはご覧頂くだけ、ご覧下さい」と言い、ネクタイも売りつけるかもしれません。
もちろん、ここにも今回の記事で紹介しているテクニックが含まれています。
どこかわかったでしょうか。
さて、では恋愛における「ローボールテクニック」をご紹介します。
- 自分「今度みんなで遊びにいこー!」
- 相手「全然いいですよー!」
- ~数日後~
- 自分「なんか急にみんな来られなくなったみたいなんだよね・・・。お店とかも予約しちゃったし、2人でご飯だけでもいく?それとも違う遊びにする?」
- 相手「じゃあご飯だけでもいきましょうか!」
赤字が相手への要求です。
最初は複数人で遊ぶはずでしたが、他の人が来られないことを口実に2人での約束をとりつけることに成功しましたね。
他にも、「食事だけ」というデートから、「せっかくだから映画もみにいこうか!」という様に当日に要求をあげていくのも良いかと思います。
まとめ
今回は3種類の恋愛に使える交渉術をお伝えしました!
心理学的な根拠のあるテクニックなので、必ずや効果を発揮するでしょう。
この交渉術は、他のコミュニケーションにも活かせますので、是非いろいろ試してみて下さい。
今回の交渉術は、良い言い方ではないかもしれませんが「人間心理の弱み」を利用したものですので、効果は絶大です。
さらに、他の心理テクニックと併用することでまさに最強のテクニックへと昇華するでしょう。
ちなみに、先ほどの例の
- 自分「なんか急にみんな来られなくなったみたいなんだよね・・・。お店とかも予約しちゃったし、2人でご飯だけでもいく?それとも違う遊びにする?」
という文の中にも、あるテクニックが潜んでいます。
是非考えてみて下さい。(答えはこちら)
他にも相手をコントロールする術はこの本に書いてあります。
是非、一読下さい!
人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」 「思い通りの人生」に変える最強テクニック [ 中井英史 ]