ココログ 〜心理学×ブログ〜

言葉と思考はあなたの世界を変える

人の名前が覚えられない!人の名前を簡単に覚える方法

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これを読めば以下の様な問題を解決!

☑︎顔は覚えてるけど名前が思い出せない!

☑︎あの人の名前なんだっけ?

☑︎新しい職場や取引先の人物の名前を覚えたい

 

あれ、この人の名前なんだっけ?

 

その様な経験をみなさんもしたことがあるのではないだろうか。

 

特に新しい環境になると一度にたくさんの人の名前を覚えなくてはいけないのでとても大変だ。

 

そんな、「名前が覚えられない」という問題を解決に導く記憶術を今回はご紹介する。

 

 

人の記憶に残りやすいものとは?

人の名前を覚えるコツを知るためには、人の記憶に大きく影響する脳の「癖」を知る事が重要だ。

 

人の脳とは気分屋なもので、覚えやすい記憶と覚え難い記憶がある。

 

そのことについて解説をするとそれだけで記事が一つ書けてしまうので、今回は結論のみ述べることにする。

 

脳が覚えやすい記憶とは、エピソードに関する記憶何かに紐付けられた記憶である。

 

つまりは、物語や何かに関連する記憶は比較的定着しやすいのだ。

 

この法則を応用することで、あなたの名前を覚えられないという悩みは解決する。

 

それでは、それぞれの法則を応用した方法をご紹介しよう。

 

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エピソードを添えて記憶する

 

ドラマや映画、漫画やアニメもしくは小説でも構わないが、こんな経験はないだろうか。

 

「登場人物の名前はわからないがストーリーは説明できる」

 

この様な経験こそが、人が物語に関することは記憶しやすいという裏付けになる。

 

これを専門的にはエピソード記憶と呼ぶ。

 

要するに物語や出来事に関する記憶である。

 

この人間の得意技を利用しない手はない。

 

つまりは、人が物語を覚えることを得意とするのであれば、覚えたいことを物語に変換してしまえばいいのだ。

 

例えば、あなたが“佐藤さん”という新しい人物と知り合ったとする。

 

単純に相手を“佐藤さん”と記憶しようとするとなかなか覚える事ができないことも多い。

 

しかし、知り合った際に何か会話を交わし、その話題を覚えていたらどうだろう。

 

おそらく、名前単体で覚えるよりも覚えやすくなる筈だ。

 

例えば、その“佐藤さん”はイヤリングを身につけており、よくよく話を聴くとそれは母親から貰った大切なイヤリングなのだという。

 

これであなたは、“母親からのプレゼントを身につけている佐藤さん”という覚え方ができるのだ。

 

相手の名前を覚える時は、その時に交わした相手との話題とセットで覚えることが効果的なのだ。

 

余談にはなるが、出来る営業マンは名刺の後ろにその時話した内容などをメモしている。

 

それによって、名前を覚える事が出来るだけではなく、次に会った時にその話題を掘り返すことで相手に好印象を与えることも出来るのだ。

 

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何かと関連付けて覚える

 

いい国つくろう鎌倉幕府

 

この言葉を聴くと、あなたも瞬時に1192年という年数が頭に浮かぶはずだ。

 

語呂合わせとは、年数と言葉を関連付けて記憶する技術である。

 

そして、この方法は脳科学的に正しい。

 

つまり、人は何かに関連付けることで記憶を定着させることが出来るのだ。

 

先ほどと同じ様に、あなたが“佐藤さん”という新しい人物と出会った場面を想像して欲しい。

 

そして、あなたには既に“佐藤さん”という知り合いがいる事を想定して欲しい。

 

勘の良い方ならお気づきかと思うが、既に同じ名前の知り合いがいる場合、その人物と新しい人物を関連付ける。

 

そうすることで圧倒的に記憶に定着しやすい。

 

もしくは、相手と似ている芸能人などと関連付ける方法もある。

 

あの芸能人に似ている“佐藤さん”という様に関連付けることでその芸能人を忘れない限りは、その人物も忘れることはないだろう。

 

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まとめ

 

今回は、人の名前をより効果的に記憶する方法を紹介した。

 

もちろん、今回の方法は人物の名前に限った話ではない。

 

勉強や仕事にも応用できるので、是非試して頂きたい。

夫に家事をお願いする交渉のコツとは?

 

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今回の記事はこんな方におすすめ

☑夫が家事を手伝わない

☑夫に家事を手伝ってほしい

☑相手をそれとなく誘導する方法を知りたい

 

どうも。パクリック・ジェーンです。

 

夫が家事を手伝ってくれない・・・

 

あなたはそんな経験をしたことはないだろうか?

 

家事というのは言わば毎日行わなければならない仕事だ。

 

故に、休みもなく働いているのと同じ。

 

疲労も並大抵のことではないだろう。

 

しかし、だからと言って夫にに直接家事をお願いすると揉めてしまうこともあるだろう。

 

今回は、あなたのそんな悩みを解決する交渉の方法をお伝えする。

 

紹介するのは、催眠療法などでも使用されている言葉のテクニックだ。

 

この技術は、いわゆる暗示であるため相手に気付かれることなく、あなたの思惑通りに相手を誘導できる。

 

つまり、相手と揉めることがない交渉のコツと言えるだろう。

 

この交渉術を家事のお願いに使うか、他のことに使うかはあなたにお任せする。

 

しかし、非常に強力なテクニックであるため、悪用厳禁でお願いしたい。

 

 

 

何かをお願いする時には「やってもらう前提」で!

上手な営業マンや店員さんは、既に物を買ってもらう前提でお話をしていることにあなたは気が付いているだろうか。

 

実はここに交渉のコツがある。

 

しかし、だからといって「あなたはこの商品を絶対買いますよ!」とあからさまに言ってしまっては意味がない。

 

暗示とは相手にすということなのだから。

 

つまりは、相手に気づかれず、相手に選択権を与えている様に見せかけて、あなたの思い通りに誘導するのが今回の目的というわけだ。

 

説明ばかりでは分かりにくいだろうから、具体例を挙げてみよう。

 

あなたがハンバーガーショップに行った時のことを思い出してほしい。

 

あなたは、好きなハンバーガーやポテト、もしかしたらナゲットなんかも頼むかもしれない。

 

自分の目当ての物を注文し終わったところで、店員さんがあなたにこう言う。

 

「お飲み物は冷たいものと温かいものどちらにいたしましょうか」

 

さて、あなたはどちらを選ぶだろうか?

 

実を言うと、どちらを選ぶかは重要ではない。

 

どちらを選んでもあなたの負けとも言えるかもしれない。

 

これが物事を前提としてお願いするということなのだ。

 

専門的には、前提話法と呼ばれるものだ。

 

今回の場合、店員さんはあなたが選んだ商品以外に飲み物も売りたいと考えていた。

 

だから、あなたが飲み物も注文するという前提のもとで冷たい飲み物にするか温かい飲み物にするのか尋ねたのだ。

 

あなたがどちらを選ぼうと、「飲み物を売る」という目的は果たされたわけだ。

 

これは前提話法の中でも、ダブル・バインドという言葉のテクニックだ。

 

一見相手に選択肢を選ばせているように見えるが、どちらを選んでも結末は同じというわけだ。

 

下手くそな店員であれば「飲み物は頼みますか」という選択肢を相手に与えてしまう。

 

この様に訊かれると、人は飲み物を頼むか・頼まないかという選択肢の中で選ぶ。

 

しかし、先ほどの店員のようにダブル・バインドを使用された場合、人はどんな飲み物を飲むかという選択肢の中で決断をしてしまう。

 

この交渉の言葉のテクニックを応用することで夫に家事を手伝ってもらうことができる。

 

ダブル・バインドで家事を手伝ってもらう!!

 

では、まずは先ほども例に挙げたダブル・バインドで夫に家事を手伝ってもらおう。

 

ダブル・バインドで大切なのは、お願いしたいことは相手にやってもらう前提で選択肢を与えることだ。

 

つまり、ここでは夫が家事をやるということは前提として夫に選択肢を与えることになる。

 

言い換えれば、「家事の中で何をやりたい?」ということだ。

 

掃除と洗濯どっちをやりたい?

 

この様に訊くことで、夫の頭の中では掃除と洗濯ならどっちが楽だろうかという思考になっている。

 

あなたにとってはどちらだろうと構わないということも知らずに。

 

夫がどちらを選んでもあなたは家事を手伝ってもらうことができるのだ。

 

そうは言っても、「どっちも嫌だ」なんて言われることはないの?

 

そんな疑問が浮かんだのではないだろうか?

 

もちろんその可能性も捨てることはできない。

 

その様な場合は、違うパターンの前提話法で切り抜けるのが賢明だ。

 

5W1Hの魔力

 

ダブル・バインドを使用したはいいものの、「どっちもやだ、どっちもやらない」と相手に上手く逃げられてしまった場合どうすればよいのだろうか。

 

その様な時には、違う前提話法で追い打ちをかける。

 

それが、次に紹介する前提+5W1Hの話法だ。

 

5W1Hとはご存知の通り、

だれが・いつ・どこで・なにを・なぜ・どのように を表すもの。

 

家事をやってもらうという前提にこれらの言葉を+してお願いするのがこの話法になる。

 

例えば、家事をお願いするのであれば

 

いつなら家事をやってくれる?」と訊く方法がある。

 

この様に訊かれると、夫の頭の中では家事をやるかどうかではなく「いつ」なら家事をやることができるだろうかという思考になっている。

 

もしくは「家事なら何をやってくれる?」と尋ねる方法もある。

 

掃除も洗濯も嫌だと言うのなら、何の家事ならあなたはやってくれるの?というわけだ。

 

「皿洗いくらいなら・・・」としぶしぶ重い腰を上げる夫が目に浮かぶのではないだろうか。

 

もちろん、この前提+5W1H話法は何もダブル・バインドの追い打ち専用の技ではない。

 

この話法単独でも十分効果を発揮することを約束する。

 

 

まとめ

さて、今回はあなたの家事が少しでも軽くなればと思い、夫に家事をお願いする交渉のコツをお伝えしてきた。

 

前提話法には他にも様々な形式のものが存在する。

 

例えば、前述した私のこの言葉の中にも前提話法が組み込まれている。

「上手な営業マンや店員さんは、既に物を買ってもらう前提でお話をしていることにあなたは気が付いているだろうか」

 

どこが前提話法になっているのか考えてみてほしい。

そしてその訓練が、あなた自身を前提話法から身を守る訓練になる。

 

他にも前提話法がこの記事には潜んでいるので、1回でも2回でも繰り返し読んで見てほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うそっ?こんな簡単に目を見て話す方法があるの?

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今回の記事は以下の様な問題を解決出来ます!

☑相手の目を見て話すのが苦手

☑相手の顔を見て話すのが苦手

 

「目を見て話しなさい!」

 

この言葉は様々な場面で聴きます。

 

あなたも幾度となく言われてきた言葉ではないでしょうか。

 

しかし、この言葉、「目を見て話す」ことが苦手な方からしたら苦痛ではないでしょうか。

 

では、「誰でも簡単に一瞬で」目を見て話すことが出来る方法があるとしたらどうでしょう。

 

知りたいとは思いませんか?

 

今回は、「こんなに簡単なの!?」と言いたくなるような、いとも簡単に相手の目を見て話すことが出来る方法をお伝えしていきます。

 

 

 

あなたはなぜ目を見ることが出来ないのか??

目を見て話せるようになるのは、そもそも”なぜ”目を見て話すことが出来ないのかを考える必要があります。

 

あなたが相手の目を見るとき、どんな感情が浮かびますか?

 

恐らくほとんどの人は「恥ずかしい・緊張する」などの感情ではないでしょうか。

 

では、なぜ緊張してしまうのか考えたことはありますか??

 

恐らく、それは相手の目を”目”だと思っているからです。

 

「は?君は何を言っているの?」

 

そう思った方はすみません。

 

しかし、これが事実なのです。

 

「相手の目をみている」そう感じるからどうしようもない感情が沸き上がってくるのです。

 

「相手の目をみている」その様な感覚を消すことが出来れば、理論上は相手の目を見ることが出来る筈なのです。

 

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 意外と知らないまばたきの真実

今、あなたは一人でこの記事を見ているのでしょうか?

 

一人であるのなら仕方ないのですが、周りに人がいる方には一つ確認して頂きたいことがあるのです。

 

それは、あなたの知らないまばたきに関する真実についてです。

 

実は、まばたきって左右同時ではないんですよ。

 

さあ、さっそく私のいうことが真実か、嘘か確認してみて下さい。

 

確認できましたか?

 

確認出来たと答えたあなた。

 

おめでとうございます。

 

あなたはしっかり相手の目を見ることが出来ましたね。

 

もちろん先ほどお伝えしたまばたきのお話は真実ではありますが、それを確かめようと誰かの目を観察した時、あなたは確かに相手の「目」を見ることが出来た筈です。

 

それは、相手の「目」を意識せず、単純な「観察物」として捉えることが出来たからではないでしょうか?

 

これが先ほどお伝えした、「相手の目をみている」という感覚を消すということなのです。

 

相手の目を見なければいけない場面では、相手の「まばたき」を観察する様にしてみましょう。

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目から目を離すな! 

今回は、相手の簡単に目を見て話す方法について解説してきました。

 

実際問題、あなたが相手の目を見て話すのが苦手な様に、相手もあなたの目を見ることは苦手なのです。

 

その様な側面から考えても、相手の目ではなく、まばたきを観察するという方法は相手にとっても良い方法だと思います。

 

そして、相手の目を観察することが出来れば良いこともあります。

 

geekitaro.hatenablog.com

 

 上の記事でもご紹介しましたが、相手の嘘を見破るなど、相手の心理状態を推し量るにあたり、「目」から得られる情報は多いです。

 

相手の目を観察することで、抵抗なく相手の目を見て話すことができ、相手に好印象を与えることが出来ます。

 

そして、それだけではなく相手の心理状態を知ることが出来るので、コミュニケーションがより上手になるのです。

 

今日からは、相手の「目」ではなく、「まばたき」を観察してみましょう!

 

 

 

 

簡単にポジティブになる方法!ソーシャルワーカーが教える「でもけど法」

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今回の記事はこんな問題を解決出来ます!

☑日頃から物事のマイナス面に目がいく

☑ポジティブに考えられる様になりたい

☑ネガティブ思考の人を変えたい

 

あなたはポジティブな人ですか?

それともネガティブな人ですか?

 

この様に質問されて、「はい!ポジティブです!」と答えられる方はそう多くはないと思います。

 

あなたも日常なちょっとしたことでネガティブな思考になった経験をお持ちかと思います。

 

たとえば、いつもはそんなことないのに友人の挨拶がそっけない。

 

この様な場面であなたは何を思いますか?

 

思いついた考えはどちらかというとネガティブな思考であった筈です。

 

「嫌われたのだ」とか「自分が何かしたのではないか」とか・・・

 

この様に私達人間は、その真実がネガティブなものかどうかは別として、目の前の出来事にネガティブな理由を取り付けてしまうのです。

 

そして、一度その様なネガティブな思考が生まれると、どんどんネガティブの深みにはまっていき、自分の行動一つ一つが気になり始めます。

 

そうすると、今度はその様な自分に”疲れ果てて”しまうのです。

 

今回、この記事を開いて下さったあなたも、ネガティブ思考な自分に疲れ果ててしまったのではないでしょうか。

 

そして、ポジティブになる方法を様々調べてみたが、「なんだか難しそう」と感じられるものばかりだったのではないでしょうか。

 

今回は、そんな方でも今から簡単に実践できるポジティブになる方法をご紹介します。

 

今までは、心理学の知識からの解説がほとんどでしたが、今回は少し趣旨を変えて、ソーシャルワーカーである私が、自分はもちろん、患者様へも伝えてきた方法です。

 

もちろん、心理学や様々な学問の知識が根底にある方法ではありますが、小難しさはありません。

 

今回の方法を実践して、念願の「ポジティブなあなた」を手に入れましょう。

 

 

簡単にポジティブになれない理由

さて、今まであなたがポジティブになろうとはしたがどうにも続かなかったという場合、それにはきちんとした理由があります。

 

「そんなことはないからさっさと本題へいけ!」という方は次の項目まで読み飛ばして頂いて構いません。

 

あなたが手に入れたい「ポジティブな思考」というのは習慣です。

 

もちろん、その逆である「ネガティブな思考」というのも習慣です。

 

生活習慣と同じように、人間の考え方や物事の捉え方というのは習慣化されるのです。

 

ですから、簡単に言うといつもネガティブな人はその考え方が”癖”になっているということですよね。

 

想像して欲しいのですが、染みついた癖を直すということは簡単なことではありません。

 

それはみなさんも今までの経験からご存知のはず。

 

ネット上に溢れているポジティブになる方法のほとんどは習慣を変えるというものなのです。

 

ですから、まずは習慣を変える意志を持っていることが前提のなるのが現実です。

 

そのため、ポジティブな思考がなかなか習慣化されずに挫折してしまうのです。

 

そして、中には言葉を変換する方法というのも存在します。

 

以前ご紹介した”リフレーミング”が典型的です。

 

しかし、これもまた”技術的”な難しさと”慣れ”が必要になります。

 

マイナスな言葉をプラスに言い換えるというのがこの様な方法の基本ですが、慣れないうちはとにかくその作業が大変なのです。

 

「落ち着きがないっていうマイナスをプラスに変えるには・・・、え~と・・・」という様に、慣れるまでがとても大変なのです。

 

もちろん、今まで紹介した方法はとても効果的です。

 

しかし、効果が出るまでが長いのも事実なのです。

 

これから本題に移っていきますが、今回紹介する方法は、ネガティブな思考に「一言」付け加えるだけで、ポジティブな思考に変換できるというもの。

 

これであれば簡単そうだと思いませんか?

 

ポジティブ思考を手に入れる「でもけど法」とは?

 

結論から述べますと、私が提案する「でもだけど法」とはマイナス思考、ネガティブ思考の後ろに”でも”もしくは”だけど”を付けるというもの。

(”しかし”という言葉も効果的ですが、日常的に使うことは少ないのであえては使いません)

 

例えば、あなたが失恋した時のことを考えてみて下さい。

 

通常はこの様な時には、「自分には魅力がない」とか「気持ちを言わなければ良かった」などネガティブな思考が付き纏います。

 

では、そのネガティブな思考に”でも”や”けど”を付け加えてみて下さい。

 

そうすると、どんな考えが浮かびますか?

 

ネガティブな思考の後ろに”でも・けど”を付けることで、ポジティブな思考に変換されます。

 

  • 振られたしまった。でも気持ちを伝えることは出来た
  • テストで悪い点数を取ってしまったけど自分の実力を知ることが出来た
  • 怒られてしまったけど反省点が理解できた
  • ついついネガティブになってしまう。でもポジティブな時もある。

 

ご存知の通り、”でも”や”けど”は前の文(言葉)を否定する接続詞です。

 

ですから、この一言をネガティブな言葉の後ろに付けることで、自然とネガティブな考えを否定する分に変わるのです。

 

理想は、”でも”や”けど”の後の言葉もネガティブな思考に新たな一面を見つけ出すような効果的な物が望ましいのですが、前述した通りそれには”慣れ”が必要です。

 

しかし、この方法は後に続く文をそこまで深く考えなくても、”でも”や”けど”を付けることで、ネガティブな思考をとりあえずは打ち消すことが出来ます。

 

ネガティブな思考を打ち消す。

 

まずはそこが重要なのです。

 

そして、その習慣が身についてきたところで、さらなるポジティブ思考を手に入れるための方法を身に着けていきましょう。

 

「でもけど法」はポジティブ初心者から上級者まで扱える方法だと言えるでしょう。

 

毎日をポジティブに変える

 

今回は、簡単に出来るネガティブ思考変換術をお伝えしました。

 

私達の毎日は非常に様々なことが起こります。

 

もちろん、ネガティブ思考になってしまうこともです。

 

しかし、その時に一度立ち止まって”でも””けど”と唱えてみましょう。

 

きっとあなたの毎日はポジティブなことで溢れていることに気が付くでしょう。

 

今から、あなたも「でもけど法」を使い、毎日を豊かにしませんか?

 

 

 

 

 

電話で使える好かれる話し方をソーシャルワーカーが解説!

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今回の記事は以下の様な問題を解決できます!

☑電話の会話で相手へ好印象を残したい

☑好かれる話し方を知りたい

☑電話の対応が上手くなりたい

 

近頃、連絡手段の主役はLINEなどのSNSになってきていますね。

 

しかし、やはり職場においても、プライベートにおいても電話でのコミュニケーションは避けては通れないのが事実。

 

やはり、メールやLINEなどの”文字”を使ってのコミュニケーションが主流な今、電話でのコミュニケーションに苦手意識を持つ方は多いようです。

 

あなたも、電話をかけるとき、電話がかかってきたときに緊張した記憶があるのではないでしょうか。

 

そうすると相手と上手に話すことが出来ず、「今の電話で相手はどう思ったかな」と考えるものです。

 

せっかく電話をするなら相手に好印象を持ってもらいたいですよね。

 

それが異性であればなおさら・・・

 

今回は、電話で使える好かれる話し方を医療ソーシャルワーカーの私が解説致します。

 

相手への印象に何を話すかは関係ない!?

みなさんは相手に良い印象を持ってもらうために必要な要素を知っていますか?

 

例えば、今回のテーマである電話をするという場面では何が大事でしょうか。

 

相手へ良い印象を持ってもらおうと考えると、どうしても「何を話すか」に気を配りがちですが、実は「何を話すか」はそれほど重要ではなかったりします。

 

以下の図は、人が相手の印象を決める際にどの様な情報を参考にしているか数値化したものです。

 

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メラビアンの法則というものですが、このグラフをみて頂ければわかるように、人は視覚情報、つまりは”見た目”の情報で約5割の印象を決めています。

 

次の多いのが声のトーンや話す速さなどの聴覚情報です。

 

そして、「何を話すか」という”言語情報”は人の印象に7パーセントしか影響しません。

 

よく耳にする「何を話すかではなく、誰が話すか」というのはこの法則からも明らかなのです。

 

よくよく考えてみれば、みなさんの日常でもこの法則通りなことが多いとは思いませんか?

 

例えばですが、相手から物を借りる時にみなさんは「貸して」といいますよね。

 

その時にやわらかい口調で「貸して~」というのと、少し低い声で語尾を強めて「貸して!」というのでは印象がだいぶ違う筈です。

 

しかし、言葉の内容としてはどちらも同じ「貸して」なのです。

 

ですから、「何を言うか」ではなく「どう話すか」これが重要になるのです。

 

高く、ゆっくり、丁寧に!!・・・は嘘!?

先程お話したメラビアンの法則で考えれば、見た目と声の印象で相手はこちらの印象をほぼ決めていると言えます。

 

今回は電話をしている場面で好かれることが目標ですから、実際は声の印象が重要なのは言うまでもないでしょう。

 

ここからは、相手に好かれる話し方を”一般論”と”心理学的”に分かれてお話していきます。

 

まず一般論ですが、電話の際には少し声を高めにすると良いと言われています。

 

よく、「ソ」の音を意識しましょうなんて言われます。

 

そして、ゆっくり丁寧に、そして目の前に相手がいるように話かける。

 

これが鉄則だと言われています。

 

つまり、確かに電話なので「声」の印象しか相手には伝わらないように感じますが、笑顔をつくることで声にもその印象が反映されるということです。

 

このことから、ぶっきら棒に話すよりも、高く、ゆっくり、丁寧に話すことで相手に好印象を与えることが出来るといえるでしょう。

 

と、ここまでが一般論なわけですが、大切なのはここからです。

 

ここからは、心理学的な見解になります。

 

実は、心理学的に考えると先ほど述べた「高く、ゆっくり、丁寧」というだけでは不十分なのです。

 

今回おすすめするのは、”相手と同じ声で話しましょう” ということです。

 

以前以下の記事で、相手に好印象を与える方法として”ミラーリング技法”をご紹介しました。

 

geekitaro.hatenablog.com

 

相手に好印象を与えるには、相手の動作を真似ましょうという内容ではあるのですが、それは”声”も同じこと。

 

相手にとっては、自分の話すペースや話し方に似ている方が”話しやすい”と感じるのです。

 

あなたも誰かと話をしていて、「なんでかはわからないけど、話難い・・・」と感じたことはありませんか?

 

その時のことをよくよく思い出して頂くと、おそらく言葉が重なってしまったりなど様々な問題があったのではないかと思います。

 

言葉が重なってしまうとそれだけで話がスムーズに進まなくなってしまいます。

 

そうなると人は、少し理不尽かもしれませんが「話難い」と感じてしまうのです。

 

ですから、心理学的な技術を付け加えるなら、相手の声の”高さ”、話す”スピード”、話し方の”イントネーション”まで合わせると、相手はあなたとの会話を心地よく感じ、好印象を与えることが出来るのです。

 

ここまでの内容をまとめると、一番良い方法は、まずは基本通りに声は少し高めでお話をして、良い印象を持ってもらいましょう。

 

その後は、相手の声や話方に合わせていくことで、その相手へピンポイントで好印象を与えることができるのです

 

まとめ

今回は、電話で使える好かれる話し方を解説しました。

 

”声”その物の印象を良くすることが効果的であることは言わずもがなですが、心理学的な観点でいうと、さらに重要なのは相手の”声”に合わせることが大切です。

 

今回のお話は、電話だけではなく日常生活での会話のおいても重要なテクニックですので、是非試してみて下さい。

 

 

 

 

【一言だけ】復縁に使える心理学~潜在意識を操る恋愛術~

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今回の記事は以下の様な問題を解決できます!

☑以前交際していた異性と復縁したい

☑復縁するための心理学的テクニックを知りたい

 

「あなたのことが忘れられないの」この様なセリフを聴いたことがあるかもしれません。

 

この様なセリフの後には決まって熱い夜を過ごすものです。

 

あなたも忘れないあの人と再びそんな関係になりたい。

 

そう思っているでしょう。

 

しかし、相手にその気があるかどうかはまた別の話。

 

それであれば、相手にも「あなたのことが忘れられない」という状況になってもらえれば良いとは思いませんか?

 

それには上手く相手の潜在意識に働きかける方法が有効です。

 

今回は復縁に使える心理学と題しまして、潜在意識を操る、潜在意識に働きかける言葉をお伝えします。

 

どうか読み終わるまではあの人のことは考えないで、集中して読んで下さいませ。

 

 

人が相手を好きになる瞬間

あなたはどんな時にあいてのことを好きになりますか?

 

言い換えれば、どんな時に自分は相手のことを好きなんだと「確信」しますか?

 

様々な法則がありますが、一つは「その人のことばかりを考えている時」ではありませんか?

 

一目ぼれにしても、数回あって好意に気づいた時も、その時あなたは相手のことばかりを考えていたのではないですか?

 

人は、相手のことばかりを考えている時「あぁ、自分はこの人のことが好きなんだな」と感じるのです。

 

だって、好きじゃない人のことなんて考えるわけないですもんね?

 

実はこれこそが、恋愛のメカニズムの一つです。

 

人は自分の中で、「繰り返し相手のことを考える=恋」という様に結び付けているのです。

 

これを認知的不協和といいます。

 

今回はそこについて詳しくは述べませんが、人間が恋をする時には少なからず何かの現象を恋心と結びつけているということを覚えておいてください。

 

復縁をしたいのであれば、相手が再びあなたに恋心を抱けばいい筈ですよね。

 

相手が「あなたのことが忘れられない」そう感じた時、あなたへの恋心に気が付くのです。

 

冒頭で述べた「あなたのことが忘れられないの」は心理学的にも恋心を現した言葉だったんですね。

 

忘れられない=恋だと勘違いしている可能性は置いておいてですが・・・

 

相手を夢中にさせる一言とは?

 

ここまでの話を一旦まとめると、要するに復縁をするには相手に恋心を再び感じてもらえれば良いということ。

 

そして、そのためには”繰り返し”あなたのことを考えてもらう必要があるということです。

 

では、繰り返しあなたのことを考えてもらうにはどうすればよいのでしょうか。

 

ここからが、潜在意識を操る恋愛術になりますが、実はたった一言だけで、相手はあなたのことを繰り返し考える様になります。

 

心理学的に復縁に効果的な一言、それは「俺(私)のことは考えないで」です。

 

たったこれだけ?ええ、これだけです。

 

それではそれを今から証明しましょう。

 

先程、「どうか読み終わるまではあの人のことは考えないで、集中して読んで下さいませ。」そう述べました。

 

その時あなたは「あの人」のことを思い浮かべたのではないですか?

 

それは今の意中の相手かもしれないですし、ぱっと思いついた”あの人”かもしれません。

 

しかし、あなたは確かにあなたが思う”あの人”を思い浮かべた筈です。

 

私は思い浮かべないでと言ったのに・・・

 

これは人間の脳の仕組みを上手く利用したものです。

 

人間は不都合なもので、”考えないで”と言われれば言われるほどにそのことについて考えてしまうのです。

 

それは脳の中で以下の様な処理がされているからです

  1. 相手「○○のことは考えないで」
  2. あなたの脳「わかりました。○○については考えない様にします」

 

気が付きましたか?記憶を消そうとする段階で脳は一旦消したい記憶について考えなければならないのです。

 

さらに言えば、それを行っても記憶が消えるわけではないのです。

 

○○については考えないようにします」

「あ、今考えてしまった。もう○○については考えないようにしよう」という様にどんどんどつぼにはまっていきます。

 

怖い映画を見た後って、考えない様にするほど思い出してしまいませんか?

 

あれと同じ原理です。

 

本当に忘れている時は「○○については忘れよう」と考える必要すらない時です。

 

「○○については考えないようにしよう」と考えている時点で、それは○○ついて考えている証拠なのです。

 

先ほどの一言にさらにもう一言付け加えるとより強力になります。

 

理由は言えないけど、もう俺(私)のことは考えないで」

 

こういわれると、あなたはどう感じますか?

 

”理由”がすごく気になりませんか?

 

あなたがもしこれを言われたら、恐らく1日中その理由の究明と相手のことを思い浮かべることに費やすでしょう。

 

「言えない理由ってなんだろう・・・」

「理由はともかく考えないでと言っているんだから考えないようにするぞ!」

「考えないように、考えないように・・・」

「そもそも、なんで自分はそんなに理由が気になるんだろう?なんでか分からないけど、相手のことを考えないように出来ないし・・・」

「もしかして、自分って相手のことがまだ好きなのかな・・・」

 

ほらね、上手に恋のメカニズムに繋がったでしょ?

 

まとめ

今回は、復縁に使える心理学的な仕組みをお伝えしました。

 

「考えないで」という言葉で潜在意識を操ることで、相手に繰り返し自分のことを考えてもらうというのが今回のテクニックになります。

 

この様に言葉を上手く使うことで、相手をある程度操る術は他にもいくつかあります。

 

例えば、言葉一つであなたの関心を特定の場所に移すことも出来るのです。

 

例えば、舌の位置についてですが・・・

 

と、この様に述べた瞬間あなたは自分の舌の位置が気になったはず。

 

舌の位置は普段意識していない部分である筈です。

 

他にも普段無意識的に行っていることは呼吸やまばたきがあります。

 

そうすると、呼吸やまばたきが急に気になり不自然になる筈です。

 

最後に紹介する本は、今回の様に恋愛に特化した暗示の技術を紹介している本です。

 

非常にやらしい方法も載っていますので、その方法に興味がない方は読まない方がよいかもしれませんね。

 

あ、ちなみに「やらしい」は性的な意味ではありませんので、それを少しでも想像してしまった方はすみません。

 

 


【中古】異性に暗示をかける技術 / 和中敏郎

 

 

 

 

 

【あの人を落とす】恋愛に使える交渉術を心理学的に解説!

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今回の記事は以下の様な問題を解決出来ます

☑好きな異性を上手にデートに誘いたい

☑好きな相手をコントロールしたい

☑相手にこちらの要求を受け入れてもらいたい

 

恋の駆け引きとはよくいったもので、恋愛のおける交渉はとても重要です。

 

考えてみれば、恋愛とは駆け引きの連続ですよね。

 

自分と交際してくれるのか。

 

自分とデートに行ってくれるのか。

 

自分と連絡を続けてくれるのか。

 

他にも様々考えればきりがありません。

 

この記事を開いて下さったあなたも、現在恋愛における駆け引きの真っ最中なのでしょう。

 

そして、上手に相手にこちらの要求を受け入れてもらう術はないものか・・・

 

そう考え、この記事に辿りついたのです。

 

今回は、営業マンも使う心理学的に証明された交渉術をご紹介します。

 

もちろん、恋愛にも使えるものです。

 

そして、何よりLINEなどの文字のみでのコミュニケーションでも有効です。

 

今回は3つほどテクニックを紹介しますので、すべてを吟味した上であなたの状況にあったテクニックを使用してみてください。

 

 

いきなりデートへ誘うのはナンセンス!?

 

好きな相手がいる場合、はやく2人きりで会いたいと思うのは当然のこと。

 

しかし、焦ってはいけません。

 

デートにこぎつけたければ、小さなお願いからステップをあげていきましょう。

 

最初に紹介するのは、「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」というもの。

 

これは、先ほどお伝えした通り、小さなお願いから大きなお願いをしていくというもの。

 

例えば、セールスの場面を考えてみましょう。

 

あなたの家に急にセールスマンが来て、「この商品を買って欲しいので家に入れて下さい!」と言われて家にいれますか?

 

「いえ、結構です」とドアも開けずに追い返すのがほとんどでしょう。

 

しかし、「お忙しいところ恐縮ですが、このあたりの地域を担当させて頂くことになった○○です。とりあえず名刺だけ受け取ってくれませんか」と言われればどうでしょう。

 

先程よりも抵抗感は薄れたのではないでしょうか。

 

そして、名刺を受け取る名目でドアを開けたが最後、セールスマンのお願いを次々にきく羽目になるのです。

 

「○○と申します。何かあればご連絡下さい。ついでなので、当社の説明もさせて頂いてよろしいでしょうか?」

 

あなたは断りますか?

 

恐らく、断らないでしょう。

 

いえ、”断りにくい”筈です。

 

人は一度要求を受け入れてしまうと、「断れないモード」になりやすいのです。

 

ですから、受け入れてもらいやすい小さな要求から始めて、大きな要求をしていくのが効果的です。

 

では、恋愛の場面ではどの様に活用していけば良いのでしょうか。

 

今回は連絡先を知るところからデートに誘うまでを例にお話しましょう。

※今回の例では、連絡先を知る前から相手と顔見知りであり、ある程度会話をしたことがある場面を想定します

 

  • 自分「〇〇ちゃん、今度みんなであつまる予定があるんだけど一緒にどう?
  • 相手「いいですねー!いつですか?」
  • 自分「これからみんなの予定を訊いてから決めようかなって思ってた!だから連絡先教えてくれる?
  • 相手「いいですよ!」
  • 自分「ありがとう!今晩連絡してもいい?
  • 相手「全然いいですよ!待ってますね!」
  • 自分「今度機会があれば2人でも遊びにいこうねー!
  • 相手「是非いきましょう!!」

 

赤字で書いてある箇所が、相手への要求になっています。

 

今回の例で言えば、複数人での集まりに誘う⇒連絡先を訊く⇒やりとりの約束をする⇒2人で遊ぶことを提案、となっています。

 

今回は例なので極端な部分もありますが、この様に小さな要求を積み重ねることでどんどん相手の気持ちは「承諾モード」になっていきます。

 

そこで、本当の要求を相手にぶつけるのです。

 

あえて無理難題を頼み込む!!

さて、先ほどの「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」では小さな要求を積み重ねてから大きな要求を行うことで受け入れてもらうテクニックでした。

 

実は、このテクニックには逆の方法もあるのです。

 

それが、「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」です。

 

このテクニックはあえて、相手が断るであろう無理難題を突き付けて断ってもらいます。

 

そして、その後で本来の要求を伝え承諾してもらうというテクニック。

 

再度、セールスマンが家へ尋ねてきたところを想像して下さい。

 

あなたの家へ尋ねてきたセールスマンがこういいました。

 

「この1万円の腕時計を買っていただけないでしょうか」

 

急にそんなことを言われても答えはNO。

 

当然です。

 

しかし、セールスマンは続けます。

 

「では、同じ様な腕時計のタイプで2500円の物があるのですが、こちらはいかがでしょうか」

 

この様に言われれば、「まあ、そのくらいなら・・・」と思う方もいるのではないでしょうか。

 

元より、このセールスマンが売りたかったのはこの2500円の腕時計だとしたら作戦は大成功だと言えるでしょう。

 

これは、人間の「断ってしまって申し訳ない」という心理を上手くついたテクニックなのです。

 

一度お願いを断ってしまった罪悪感から「そのくらいの要求ならきいてあげよう」となるのです。

 

では、恋愛での応用パターンをご紹介します。

 

  • 自分「○○ちゃん、今度一緒にデートしよう!
  • 相手「うーん、二人はちょっと・・・」
  • 自分「そうだよね・・・。なら今度みんなで遊びにいこうよ
  • 相手「そのくらいならいいですよー!」

 

赤字の箇所が相手への要求です。

 

今回は、いきなりデートに誘ってみたところ断られてしまいました。

 

しかし、その後すぐに複数人での遊びに誘う承諾はとることが出来ました。

 

これで、何かしらの縁を相手と作ることが出来ましたね。

 

この方法は、最初の要求と次の要求の落差が大きい程受け入れてもらいやすい側面もありますが、個人的には大きすぎない要求の方が良いと考えています。

 

何故なら、断られる前提で行った要求を受け入れてもらえれば、それはそれでラッキーだからです。

 

受け入れてもらえればそれでよし。

 

断られても「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」に切り替える。

 

どう転んでもあなたにはおいしい状況なのです。

 

受け入れられたら、お願いのレベルをアップ!

先にお伝えしておきますが、このテクニックは非常に悪意のあるものです。

 

しかし、だからこそ効果絶大。

 

ですから、この記事を読み終わるまで使用しないでください。

 

ここで紹介するのは「ローボールテクニック」です。

 

これは、最初に受け入れてもらいやすい条件で相手に承諾させ、後々その条件を変更するというもの。

 

例えば、あなたが店員に「今回はビジネスセットとして、この腕時計を購入して頂いた方には、名刺入れとネクタイもおまけでついてきます!」

 

と言われて、この腕時計を購入したとしましょう。

 

しかし、いざ支払いの時に店員が「非常に申し訳ございません。私の手違いで腕時計に付属するのは名刺入れのみでした。それでもよろしいでしょうか・・・」と言うではないですか。

 

さて、あなたはどうしますか?

 

多くの方は、「それならそれでいいよ」というのです。

 

一度購入を決めた物を取り消すのも面倒くさいですし、何よりなんだか”申し訳ない”から。

 

この様に、一度良い条件で購入を決めてもらった後に、条件が多少変わっても相手は決断は変えないのです。

 

この店員は本当にミスをした可能性もありますが、最初からこの効果を狙っていたのかもしれません。

 

ちなみに私は少々性格が悪いので、私ならこの後に「恐らくネクタイも必要だったんですよね・・・。ちょうど今セールも行っていますし、こちらでさらにお安くしますので売り場にご案内いたしますね。まずはご覧頂くだけ、ご覧下さい」と言い、ネクタイも売りつけるかもしれません。

 

もちろん、ここにも今回の記事で紹介しているテクニックが含まれています。

 

どこかわかったでしょうか。

 

さて、では恋愛における「ローボールテクニック」をご紹介します。

 

  • 自分「今度みんなで遊びにいこー!
  • 相手「全然いいですよー!」
  • ~数日後~
  • 自分「なんか急にみんな来られなくなったみたいなんだよね・・・。お店とかも予約しちゃったし、2人でご飯だけでもいく?それとも違う遊びにする?
  • 相手「じゃあご飯だけでもいきましょうか!」

 

赤字が相手への要求です。

 

最初は複数人で遊ぶはずでしたが、他の人が来られないことを口実に2人での約束をとりつけることに成功しましたね。

 

他にも、「食事だけ」というデートから、「せっかくだから映画もみにいこうか!」という様に当日に要求をあげていくのも良いかと思います。

 

まとめ

今回は3種類の恋愛に使える交渉術をお伝えしました!

 

心理学的な根拠のあるテクニックなので、必ずや効果を発揮するでしょう。

 

この交渉術は、他のコミュニケーションにも活かせますので、是非いろいろ試してみて下さい。

 

今回の交渉術は、良い言い方ではないかもしれませんが「人間心理の弱み」を利用したものですので、効果は絶大です。

 

さらに、他の心理テクニックと併用することでまさに最強のテクニックへと昇華するでしょう。

 

ちなみに、先ほどの例の

  • 自分「なんか急にみんな来られなくなったみたいなんだよね・・・。お店とかも予約しちゃったし、2人でご飯だけでもいく?それとも違う遊びにする?

という文の中にも、あるテクニックが潜んでいます。

 

是非考えてみて下さい。(答えはこちら

 

他にも相手をコントロールする術はこの本に書いてあります。

是非、一読下さい!

 


人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」 「思い通りの人生」に変える最強テクニック [ 中井英史 ]