ココログ 〜心理学×ブログ〜

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女性の相談に乗るコツとは?どのような答え方が正解か

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この記事を開いて下さったということは、今まさにあなたは女性からの相談を受けていてどのように答えるべきか悩んでいるのでしょう。

 

もしくは、既に女性から相談を受けた結果、失敗に終わってしまったのかもしれません。

 

実は、女性が相談する時の心情と男性が相談をする時の心情には違いがあるのです。

 

ですから、良かれと思って相談に対する答えを出しても、女性からすると「そうじゃない」と言われてしまうのです。

 

では、女性からの相談にはどのような答え方が正解なのでしょうか。

 

日頃、ソーシャルワーカーとして相談業務を行う私が、女性の相談に乗るコツをお伝えします。

 

 

 

女性の相談に乗るコツ~女性は話を聴いて欲しい~

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まず、大前提のお話をしますが、女性はお話を聴いて欲しい生き物なのです。

 

そして、どちらかというと男性は話をする側になりたい方が多いです。

 

この時点で双方にすれ違いが生じていることに気が付きましたか?

 

この男女の考え方の違いを理解しているのと理解していないのとでは、女性からの相談を上手に受けることが出来るかどうかが大きく変わってきます。

 

女性も話を聴いて欲しいと考えているのに、男性側もお話をしてしまっては、女性を満足させることは出来ないのです。

 

少し、話は逸れますが、カタルシスという医療用語を知っていますか?

 

これは「心の浄化」という意味です。

ざっくりどういうものかを解説すると、お話をすることで心の負担が軽減されるという現象です。

 

失恋から立ち直るのは女性の方が速いとう話を聴いたことはありませんか?

 

それには、実はこのカタルシスが関わっているという話もあります。

 

失恋の話を誰かにするのは、男性よりも女性が多い傾向にあるため上記のカタルシスの効果が出て、立ち直りが速いのでしょう。

 

以上のことから、女性の心理的にも、人間の心理的にも相談を受ける側は話をよくよく聴いてあげることが大切なのです。

アドバイス厳禁!女性の相談に答えはいらない!

 

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さて、具体的なNG例を出してみます。

 

男性が女性の相談に乗る際に失敗しやすいのが、“アドバイス”をしてしまうことです。

 

先ほども述べた通り、女性は話を聴いて欲しいと思っています。

 

言い換えれば、女性からの相談に乗る際には“話を聴いている”だけ”でいいのです。

 

しかし、男性は誰かに相談をする際にはアドバイスを求めています。

 

ですから、自分が相談を受けた際にもアドバイスをしてしまいがちなのです。

 

何度も言いますが、女性は話を聴いて欲しい“だけ”です。

 

ですから、アドバイスをいくらしても納得することはありません。

 

仮にその場ではアドバイスに納得していたとしても、その方法を実践することはほぼほぼないでしょう。

 

 

女性の相談に乗る技術

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女性から相談を受ける場合、話を聴いてあげることが大切であることはご理解頂けたでしょう。

 

では、ただただ話を聴いてあげればそれで良いのかという話になりますよね?

 

もちろん、ただ話を聴いてあげるだけでも良いのですが、話をする技術があるように、話を聴く技術も存在するのです。

 

その様な技術を使って話を聴いてあげる方が、効果的ですし、上手に相談を受けることが出来ます。

 

この技術は、私達ソーシャルワーカーやカウンセラーなども実践している技術です。

 

いくつかその技術をご紹介します。

 

受容

“受容”というと重苦しく聞こえますが、要するに“否定しない”ということです。

 

あなたも誰かに相談をした時に「それはダメ、あれはダメ、こうするべきだった」など自分の考えに意見されるようなことしか言われなかったら、話す気をなくしてしまいませんか?

 

相談を受ける側の力量は、相手に如何にお話をしてもらうかということに尽きます。

 

相手が、気持ちよくお話をするためには相手を否定しないということが大切です。

 

頷き

 

これは自然と実践している方もいますが、習慣がないとなかなか難しい技術かもしれません。

 

そして、誰かの話を聴く上では、この頷くという行為の様に、身体で示すコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)が言葉でのコミュニケーション(バーバルコミュニケーション)以上に大切です。

 

頷きの他にも、顔の表情や身体の向きなどが重要です。

そして、頷くことに関しては、“頷くタイミング”が重要です。

 

「うんうんうんうん」と小刻みに頷いても、相手からすると「この人本当にちゃんと聴いてくれているのだろうか」という印象になってしまいます。

 

頷くタイミングでおすすめなのは、相手の言葉が途切れる瞬間です。

 

相手の話のリズムを崩さず話を聴くことが出来ます。

 

繰り返し

よく、オウム返しという表現でネット上に溢れている技術ですが、私達ソーシャルワーカーの間では“繰り返し”と呼ぶことが多いです。

 

相手の言ったことを繰り返すテクニックです。

 

相手の言葉を繰り返すことで、相手にきちんと話を聴いていることを伝えることが出来ますし、繰り返すことによって、話のズレを防ぎます。

 

分かりやすく言うと、聴き間違いを防ぐということですね。

 

例えば、相手は“痴漢”と言っていたのに対して、こちらが“時間”と繰り返したとしましょう。

 

そうすると、「いやいや、時間じゃなくて痴漢だよ」と修正してもらうことが出来ます。

 

この時点で、聴き違いを修正してもらえれば、認識がズレたまま話が進んでしまうことを防ぐことが出来ます。

 

まとめ

今回は、女性の相談に乗るコツを紹介してきました。

 

今回は具体的な技術も紹介しましたが、これらは今日から出来る技術として紹介しましたので、もちろん他にも様々な技術が存在します。

 

しかし、それらをすべてご紹介すると本が1冊書けてしまいます。

 

そして、実際にそれらをテーマとした書籍も発売されています。

 

今回は2冊リンクを載せておきますが、これらは実際に私が読んで技術の練習をした書籍です。

 

 


「相談力」入門 対人援助職のためのコミュニケーションスキル36 [ 鈴木雅人 ]

読みやすさなら、この『相談力』入門なのですが、私達ソーシャルワーカーなどの相談職用に書かれている書籍でもありますので、その様な仕事をしていない方からすると読む必要のない部分が多いかもしれません。

 


プロカウンセラーの聞く技術 [ 東山 紘久 ]

こちらは、専門職にターゲットを絞らずに書かれたものなので、こちらの方が読みごたえはあるかもしれません。

中古であれば、どちらも高くはないので、気になる方を買ってみて下さい。

 

もちろん、2冊買っても良いですが・・・(笑)

 

最後になりますが、相手の話を聴く技術を学べば、女性相手に限らず、人と人とのコミュニケーションが円滑になることは間違いありません。

 

是非、聴く技術を習得してコミュニケーションを円滑にしてみて下さい!

相談に乗るコツ!男女の違いを理解して、聴き上手になろう!

みなさん、こんにちは!

 

ソーシャルワーカーのM・Mと申します!

 

以前は、相談援助のプロらしく、相談に乗るコツと題して”共感”の技術をお伝えしました!

 

その記事はこちらからご覧頂けます!

geekitaro.hatenablog.com

 

その記事の最期に、相談に乗る相手が男性なのか、女性なのかによって少しコツが違うということをお話しました。

 

男女の考え方の違いを理解することが相談上手になるためには、不可欠なのです!

 

さて、では具体的に男性と女性ではどのような点に違いがあるでしょうか。

 

今回は、そんな相談のコツについて解説していきます。

 

 

男女別に詳しく解説していきますので、最期までお付き合いください。

 

男性の相談に乗るコツ

 

みなさんは、”相談に乗る”と聴くとどんなイメージを持ちますか?

 

もちろん、全員ではないと思いますが、多くの方は「答えを出してあげる」必要があると感じている方が多いかもしれませんね。

 

「~なんだけど、どうしたらいい?」なんて相談されたら、「~すればいいよ!」と言ってあげたくなりますよね。

 

その気持ち、よく分かります。

 

しかし、「相談する」というスタンスその物に男女によって違いがあるのが、特徴です。

 

まずは、男性から解説していきます。

 

といっても、男性は上で述べた通りの回答で構いません。

 

男性が相談をする場合、多くはアドバイスを求めていることが多いです。

 

なので、男性が相談をしてきた場合は具体的な解決法法を教えてあげると相手は満足します。

 

イメージとしてはQ&Aです。

 

相手の相談に対して、しっかり自分なりの意見をお話するようにしましょう。

 

 

女性の相談に乗るコツ

 

それでは、女性の相談に乗る際のコツについてお話をしていきます。

 

察しの良い方はもうお気づきかもしれませんが、女性の相談を受ける際には、男性相手の様にアドバイスをするのはご法度です。

 

女性が相談をする場合、具体的な解決方法を求めている訳ではなく、気持ちを聴いて欲しいのです。

 

「彼氏と別れようと思ってるんだよね~」という女性の相談に対して、「別れるべきだよ!」などとアドバイスをしても「う~ん、でもな~」といった煮え切らない返事が返ってくるのは目に見えています。

 

だからといって、「付き合いを続けた方がいいよ!」といっても同じ様な回答が返ってくるでしょう。

 

ですから、「恋愛を続けていくかどうかはすごく迷いどころだよね~」など気持ちを代弁してあげるなど、とことん話を聴いてあげる必要があるのです。

 

しばらくすると、相手の女性も「話したらなんだかすっきりしてきた!」といった感じに、自分なりに折り合いをつけることでしょう。

 

人は、話をするだけでも精神的な負担が減ると言われています。

 

専門的には、カタルシスと呼ばれていますが、こういった観点からも女性相手の相談の乗り方は理にかなっていると言えるでしょう。

 

まとめ

 

男性、女性相手の相談の乗り方について今回は解説をしていきました。

 

同じ相談でも、男女で求めている相談への答えが違うということは覚えておきましょう。

 

もちろん、男女という区分けだけではなく、同じような相談でも相談者の意図や求めている回答は千差万別です。

 

相手の立場になって考え、どのようなスタンスで相談に乗ってあげることがベストなのか、常に考える姿勢も大切といえるでしょう。

 

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相談に乗るコツを解説!ソーシャルワーカーが教える共感の技術!

みなさま、こんにちは!

 

ソーシャルワーカーのM・Mでございます。

 

さて、ようやくこの話題をお話できます!

 

と、言っても誰かに止められていたわけではないのですが・・・。

 

前回まではとても有名なテクニックばかりを紹介していた面もありましたので、退屈だった方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、具体的な内容に移っていきたいと思います!

 

みなさんは、頼られる人になりたいですか?

 

恐らく、ほとんどの方の答えはYESでしょう。

 

頼られる人の条件の一つに”相談される”というものがあるかと思います。

 

皆様も相談されること、ありますよね?

 

しかし、だからこそ皆様は悩むのです。

 

どうやって相談に乗っていいか分からない・・・と。

 

相談というのは、あらゆる場面で登場するコミュニケーションの話題の一つです。

 

ですから、この技術を持っている人、持っていない人とではコミュニケーション能力に大きな差があると、私自身感じています。

 

正直な話を皆様だけにしますが、私はソーシャルワーカーという職業に努めてから、モてる様になりました。

 

恋愛的なこともそうですが、どちらかというと人間的にと言う方が正しいかもしれません。

 

もちろん、私が急に魅力的な人間に変貌したわけではありません。

 

ソーシャルワーカーになる前と、なった後、違いがあるとすれば相談力が身についたことでしょう。

 

つまりは、相談力=人に好かれる能力とも言えるかもしれません。

 

ですから、これから何回かに渡って、相談力をあげる知識・技術をお伝えして行きますので、どうかお付き合いお願い致します。

 

第1回目は、共感についてです。

 

 

 

 

共感と同情の違いについて

 

さて、相談力については様々な書籍が発売されています。

 

そこには必ず、”共感をしましょう”という文言が書かれています。

 

相談力についての書籍だけではなく、今や、ビジネス書やナンパ術の本なんかにも書かれていますね。

 

要するに、それだけ重要で、人とのコミュニケーションには欠かせない技術なのです。

 

しかし、相談援助職のプロとして一つだけ言わせて下さい!

 

共感を知っただけでは、技術として未熟です!

 

というより、間違った共感の仕方をする可能性が非常に高いです。

 

これから解説していきますが、共感の仕方を間違えると相談に乗るあなた自身も辛くなってしまいますから、ここは本当によく注意して下さい。

 

同情とは?

まずは、同情から解説していきましょう。

 

日常生活では、共感よりも、むしろこの同情の方がよく耳にするのではないかと思います。

 

だからこそ注意が必要なのです!

 

なぜ、共感が必要かと言うと、相手の気持ちを理解してあげる必要があるからなんです。

 

しかし、相手の気持ちを理解することが大切ですと誰かに言われた時、あなたはそれを別の言葉で言い表すとしたら、どんな言葉をチョイスしますか?

 

大半の方は”同情”と答えるでしょう。

 

では、同情とはどういう状態か。

 

同情とは、相手と同じ感情になること。

 

「あなたも辛そうにしていると、私も辛い」とか「あなたが楽しそうだから、私も楽しくなってきた」とかそうゆうやつです。

 

もちろん、同情のすべてが悪いわけではありません。

 

ポジティブな感情なんかは、一緒に共有することも大切だと思います。

 

しかし、相談場面というのは、ほとんどがネガティブな感情です。

 

相談を受けた人が、相談に来た相手と一緒に落ち込んでしまうと、どんどん、どんどん、場の空気が重くなっていきます。

 

それでは、相談をせっかく受けている意味がなくなってしまうのです。

 

こういった、相手の感情に巻き込まれてしまうことになるので、相談場面において同情はあまりおすすめ出来るものではないのです。

 

 

共感とは?

では、様々な書籍で推奨される共感とはどんなものかといいますと、”相手の感情を理解する”ということです。

 

同情が、同じ感情になるのに対して、共感は一歩引いた目線から相手の感情を見ています。

 

そして、相手が悲しいのか、辛いのかなど感情を理解します。

 

それが、「あなたが辛いことはよく分かるよ」とか「あなたはすごく悲しいのね」などの言葉に繋がるわけです。

 

つまり、相手と同じ感情にはなっていないけれど、相手の感情は理解している状態が共感です。

 

相手の感情を分析するという言い方も出来るかもしれません。

 

これが出来ると、相手からは「私の気持ちを分かってくれる」という評価を貰うことが出来ます。

 

 

まとめ

 

相談に乗るということは、相手の悩みを多かれ少なかれ話してもらう必要があります。

 

そして、一つ覚えておいて欲しいのは、”どの程度話すのかは相手が決めることが出来る”ということです。

 

つまり、いくら相手から「相談に乗ってください!」と来たとしても、あなたの相談の受け方次第では、あまり多くを語ってくれないかもしれないということです。

 

相手があなたに多くを語るかどうかは、何で決まると思いますか?

 

正直、様々な要因があると思いますが、大きいのは”信頼度”でしょう。

 

その信頼を勝ち取る、一つの方法が”共感”なのです!

 

他にも、信頼関係を築くための技術はたくさんあります。

 

その一つが、下記の記事で解説している”ミラーリング技法”になりますので、是非一読下さい。

 

geekitaro.hatenablog.com

 

”この人は分かってくれない”と思われたくないですよね?

 

今回紹介した、共感の技術を活用して、是非、相談のプロフェッショナルとなっちゃってください!

 

次回は、相談における”男女の違い”について解説していきます!

 

 


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コミュニケーション能力を高めるには?毎日できる簡単練習法

みなさん、こんにちは!

 

ソーシャルワーカーのM・Mです!

 

コミュニケーション能力という言葉をよく聴くかと思いますが、それらを鍛えるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

その一つが、ソーシャルスキルレーニングという方法です。

 

ソーシャルスキルレーニングについては、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

geekitaro.hatenablog.com

 

ソーシャルスキルの中にコミュニケーションスキルも含まれると思いますが、ソーシャルスキルレーニングはプロの指導の元行うことが多いです。

 

もちろん一人でもできますが、なかなか専門用語を聴くと身構えてしまうことも多いですよね。

 

なので、本日は普段の記事とは少し視点を変えて、一人でも、毎日できるコミュニケーション能力を高める練習方法をお伝えします。

 

 

 

コミュニケーションが苦手な理由

練習方法をお伝えする前に、今回紹介する練習がなぜ効果的なのかということを説明しておきたいと思います。

 

みなさんが苦手なコミュニケーションはどんな場面ですか?

 

恐らく多くの方は、初対面の方とのコミュニケーション場面が苦手かと思います。

 

日頃から話なれた相手とのコミュニケーションにおいて苦手意識を感じる人はそう多くはないのです。

 

もちろん、目指すコミュニケーション能力のレベルにもよるとは思いますが、コミュニケーションの悩みで多く聴かれるのは、人前で話すことだったり、初対面の方との話題だったり、”知らない人”相手のコミュニケーションについてです。

 

ということは、初対面の相手とのコミュニケーションに慣れることが出来れば、コミュニケーション能力があがると捉えることが出来ると思います。

 

なので、今日は初対面の方と話す”抵抗感”を減らす訓練をご紹介します。

 

初対面の相手に対するテクニックについては、このあたりの記事も参考になるかと思いますので、是非一読下さい。

geekitaro.hatenablog.com

 

geekitaro.hatenablog.com

 

 

今日から、毎日でも出来るコミュニケーション訓練

 

では、本題である訓練内容についてご説明します。

 

説明といっても、すごくシンプルなので難しいことはないのですが・・・。

 

今日から、毎日出来るコミュニケーション訓練、それは

 

”店員さんにお礼を言う事”

 

これだけです。

 

実はこれ、あのメンタリストのdaigoさんも書籍の中で考案していた練習法です。

 

実は私もこの方法を実践していました。

 

おかげで、初対面の人と話すことに関して緊張することは少なくなりましたね。

 

みなさんも、お店にいくことありますよね?

 

例えば、コンビニでお買い物をしたら、店員さんが商品を渡してくれたあとに「ありがとうございます。」

 

飲食店で食事が運ばれてきたら、「ありがとうございます。」

 

これだけです。

 

もうすでにこれらを実践している方もいるかもしれませんが、コミュニケーションに苦手意識を持っている方はこれだけでも苦痛で、なかなか伝えれることが出来ていない方もいるのではないでしょうか。

 

お礼でなくても、「レシートはいりません」とか「ごちそうさまでした」とかでもいいです。

 

とにかく店員さんと言葉を交わすことが大事です。

 

そして、この練習のメリットは、”失敗がない”ということです。

 

よく、コミュニケーションに抵抗がある方の悩みで多いのが”相手にどう思われるかわからないから話すことが怖い”という悩み。

 

確かに、日常会話というものに正解はありません。

 

同じ言葉でも、受け手によって印象は変わるものです。

 

ですから、日常会話を練習するには失敗も必要になってきます。

 

しかし、今回の練習はお礼いうだけ。

 

失敗というものは存在しません。

 

ですから、安心して取り組んでみて下さい。

 

面白いことに、一度お礼を言うことが出来れば、2回目、3回目は緊張することなく言えるようになります。

 

この練習になれることが出来れば、日常でも初対面の方に自分から話すことへの抵抗は薄れていくと思います。

 

是非、挑戦してみて下さい。

 

 

まとめ

コミュニケーションの悩みで圧倒的に多いのは、初対面の相手へのコミュニケーションの取り方です。

 

今回紹介した、練習で訓練を積み、初対面の相手とのコミュニケーションの第一歩目を踏み出してみて下さい。

 

 

 

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初対面の人と仲良くなる方法!話題作りのたった一つのコツ!

みなさん、こんにちは!ソーシャルワーカーのM・Mです!

 

私は仕事柄、初対面の人とお話をすることが多いです。

 

そして、そんな初対面の方の悩みや不安を聴かなければなりません。

 

しかし、急に見ず知らずの人に本音を話せるかと言うと、そうではありません。

 

ですから、我々ソーシャルワーカーは相手との信頼関係を築くステップを積み上げる訳です。

 

その一つが、前回紹介したミラーリング技法ですね。

 

ミラーリング技法については以下の記事をご参照下さい!

 

geekitaro.hatenablog.com

 

 

しかし、このミラーリング技法はいわば非言語的な技術。

 

皆様の悩みに多いのは、初対面の方との”話題”ではないでしょうか?

 

今回は、以下の悩みに対応する記事となります。

  • 初対面の人と仲良くなりたい
  • 初対面の人との話題に困る

この様な悩みも、この記事を読んでちょっとしたコツを掴むことが出来れば解決出来ます。

 

難しいものではないので、ご安心くださいね!

 

 

 

なぜ初対面の人との話題に困るのか?

 

そもそも、なぜ人は初対面の人との話題に困るのでしょうか?

 

それは、共通点を知らないからです。

 

家族や、仲の良い友人と何気なく会話が出来るのは、共通の話題があったり、お互いに好きな物、興味のある事柄をよくよく知っているからなんです。

 

意識をしているかしていないかは別として、あなたも相手に合わせて話題を選んでいると思います。

 

ドラマの話をするならあの人に、仕事の話をするならあの人に・・・など。

 

それは、あなたがその相手のことを知っていて、ドラマが好きな人だからドラマの話を、仕事の同僚だから仕事の話を・・・と話題を振り分けているんですね。

 

適切な話題を提供しているので、当然話も自然に続くのです。

 

話が続く相手と続かない相手、その違いはを相手との共通点や、相手の好きな話題を知っているかどうかの違いなのです。

 

 

初対面の人と仲良くなる話題とは

 

共通点があるか、ないか、それが話題作りには大切であることは解説しました。

 

ということは、初対面の人とも共通の話題があれば会話には困らないわけです。

 

「初めての相手でそれが分からないから困ってるんじゃないか」

 

という声が聴こえてきそうですね。

 

では、初対面の人とでも共有できる話題をいくつか紹介しましょう。

 

天気の話

いわゆる、鉄板ネタですね。

 

その日の天気や、最近の天気についてお話をします。

 

例えば、「最近暑くなってきましたね」「冷え込んできましたね」「今日はすごく天気が悪いですね」などです。

 

天気の話題の良い所は、そこから会話が広げやすいということです。

 

暑いですね → 暑いのは得意ですか?・暑いのがどうも苦手で・・・

 

今日は天気が悪いですね → 今日はどのようにしてこちらまで来たんですか?

 

など、次の会話に繋げつつ、次の共通点も探していけるでしょう。

 

相手の持ち物の話

相手の持ち物の話も、話題を振りやすくおすすめです。

 

相手の持っている鞄や、付けている時計、履いている靴、付けているキーホルダー、

 

なんでもいいので、相手の持ち物の話をしましょう。

 

ポイントは、その持ち物について褒めること。

 

「おしゃれな時計ですね!」「高級そうな鞄ですね!」など。

 

自分の持ち物を褒められて嫌な人はいません。

 

この”褒める”ということが好感度を上げるうえでもとても重要です。

 

講演家の鴨頭 嘉人さんもお話をしていましたが、相手の持ち物には相手のこだわりが隠れていることが多いです。

 

そして、相手を褒めるということに関しては、このこだわりに気づいてあげることがとても効果的なんだそうです。

 

共通の話題を作りつつ、好感度も上げやすいのが相手の持ち物話をするメリットですね。

 

その他の話題

その他のおすすめの話題には以下の様な物があります。

  • 出身地の話
  • 食べ物の話
  • 趣味の話
  • 家族の話

これらの話題は、比較的無難な話題でかつ相手の人柄に触れることが出来るのでおすすめです。

 

しかし、天気や持ち物の話に比べてどこから攻めて良いかわかり難い点や家族の話に関しては抵抗感を示す方もいるので、優先度は下げました。

 

これらの話題を振る際には、自分からその話題についての情報を提供すると相手も話やすいかと思います。

 

自己開示というやつですね。

 

この点に関しては、また別の機会にお伝えします。

 

触れちゃいけない話題

逆に、初対面で触れない方が良い話題もあります。

 

それは、宗教の話。

 

これは、話すことに抵抗がある方もいますし、宗教によって考え方がまるっきり違うことも多いので、話さない方が良いでしょう。

 

この他にも、相手と衝突する可能性のある話題は避けた方が良いでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

初対面の人と仲良くなるには、無難な共通の話題を見つけることが大切です。

 

そして、その話題をみつけるのは難しいことではなく、今まさに相手と共有していること、共有できるものの話題で構わないのです。

 

初対面の相手なので、あまり踏み込みすぎて話すことは避けた方が良いかと思いますが、その点に注意していれば、失敗することはないでしょう。

 

今回紹介した様な、小さな話題で信頼関係を構築し、一歩踏み込んだ話題をお話するための土台をしっかり作りましょう。

 

信頼関係の土台作りには、以下のテクニックも効果的です。

geekitaro.hatenablog.com

 

皆様のコミュニケーションがより良いものとなりますことを、陰ながら応援させて頂きます。

 

いつも記事のシェアにご協力頂き誠にありがとうございます。

 


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初対面の相手にも好印象を与える!ミラーリング技法とは?

今回の記事はこんな方におすすめ!

☑誰とでも仲良くなりたい

☑相手に好印象を与えたい

 

みなさんは、初対面の人とのコミュニケーションは得意ですか?

 

恐らく、ほとんどの方は苦手と答えるでしょう。

 

しかし、これらの問題もソーシャルスキルを学べば、自信がつきますし、初対面の方との関り方が上手になります。

 

ソーシャルスキルとはなんぞや?という方は以下の記事を参考にしてみて下さい。

 

geekitaro.hatenablog.com

 

さて、今回は以下の様な悩みにフォーカスして、あるテクニックを紹介していきます。

 

  • 初対面の人とも打ち解けたい

  • 相手に好印象を与えたい

 

今回のテクニックは、コミュニケーションの土台となる技術です。

 

ぜひ、実践してみてくだい。

 

 

 

コミュニケーションの土台作り、ミラーリング技法とは?

 

この記事を開いて頂いた方は、恐らくコミュニケーションに興味がある方でしょう。

 

ですから、恐らく様々な勉強をされて知っている方も多いかとは思いますが、今回紹介するのはミラーリング技法という技術。

 

我々、ソーシャルワーカーはもちろん、カウンセラーなども使用する技術です。

 

しかし、安心して下さい。

 

この技術は、とてもシンプルで簡単ですから。

 

知らない方のために説明をすると、ミラーリング技法とは文字通り鏡の様に相手を真似ることで信頼関係を築いていくというテクニックです。

 

どうですか?簡単でしょう?

 

しかし、ここからが大切なのですが、ネットの記事でよく見かける様なミラーリングのやり方では少々リスクが高いです。

 

なぜかというと、冒頭で述べた通り、有名すぎるから。

 

このテクニックで大切なのは、相手に気づかれてはいけないということ。

 

だからこそ、この技術はとても効果がでかいのです。

 

このテクニックを上手に使えば、相手も気が付かないうちにあなたに好印象を持ちます。

 

なんども言いますが、あいての真似をする、それだけで効果が絶大なのです。

 

では、その効果の理由と、ネット記事にはあまり書かれていない何を真似するべきかを順に説明していきます。

 

 

人は無意識に操作されている。

 

みなさんは無意識という言葉を聴いたことがありますか?

 

「無意識に~してた」というセリフ、よく使いますよね。

 

ここからもわかる通り、人は無意識に操作されています。

 

一つ一つの動作を意識的に行っていては、とても疲れると思います。

 

ですから、人間はある程度のことは無意識に行っています。

 

無意識なので、その行動を取っている本人は気がつかずに行っているということになります。

 

つまり、人は無意識に操作されているのです。

 

そして、一つ例をあげますが、みなさんはこんな経験はありませんか?

 

なぜか分からないけど、この人とは気が合う

 

ありますよね?よく、フィーリングが合うとか馬が合うとかいいます。

 

実は、これも無意識の仕業です。

 

意識してはいないけれど、自分の見えない無意識レベルで相手に好意的な印象を向けているのです。

 

では、相手の無意識に意図的にアプローチ出来れば、効果絶大だと思いませんか?

 

その技術、テクニックがミラーリング技法なのです。

 

 

ミラーリング技法の裏技!相手の何を真似るべきか

 

最初に、ネットに書かれているようなミラーリングの仕方であれば、効果はないと述べました。

 

それは、有名過ぎて相手にこの技法を使用していることがバレてしまうから。

 

なぜバレてはいけないかというと、この技法は相手の無意識に働きかける技法であるから。

 

と、ここまでは今までも述べて来ました。

 

では、ミラーリングでは相手の何を真似すれば効果的で、かつ相手に気づかれにくいのでしょうか。

 

それは、呼吸です。

 

一般的なミラーリング技法では、相手が腕を組んだら自分も組む、相手が足を組んだら足を組むという様に、相手の動きを真似します。

 

しかし、そうではなくて、相手の呼吸に合わせるのです。

 

「えー、そんな見えない物なんて合わせようがないよ」

 

そう思いましたか?

 

安心して下さい、もちろんコツはお伝えします。

 

一つは、相手の肩を見ること。

 

息を吸ったら、肩があがり、息を吐くと肩が下がります。

 

この肩の動きをよくみて、相手が息を吸うタイミングで息を吸い、相手が息を吐くタイミングで息を吐きます。

 

しかし、肩を見るというのも慣れないうちはとても大変だと思います。

 

そこで、もう一つのコツは、相手の話に合わせる方法です。

 

人は、言葉を話す時に息を吐き、息継ぎのタイミングで息を吸います。

 

相手の会話をよく聴き、相手が話をしている間はこちらも息を吐き、言葉が途切れたタイミングで息を吸います。

 

この方法であれば、比較的簡単に呼吸をミラーリングできると思います。

 

そして、これも少し難しいということであれば、私のとっておきの方法をお伝えします。

 

これは、厳密に言うとミラーリング技法とは少し違うかもしれませんが、相手のペース、リズムに合わせることは出来ます。

 

それは、相手の言葉が途切れたタイミングで相槌を打つという方法です。

 

これであれば、息を吸ったり、吐いたりということを意識しなくても出来ますし、相手の言葉が途切れる瞬間のみに注意していれば良いので、比較的簡単ではないでしょうか。

 

そして、この方法のメリットはミラーリング技法的な効果があるだけではなく、相手の話をしっかり聴いているという、傾聴の技法も含まれています。

 

傾聴については、また別の記事で解説しますが、相手の話をよく聴くということも信頼関係を築く、好印象を与えるうえでとても重要です。

 

ですから、相手の話が途切れるタイミングで、頷いたり、相槌を打つことで、相手の話をよく聴くことが出来、相手の呼吸、話のペースに自分の反応を合わせるミラーリングをすることもできます。

LINEでも使えるミラーリング技法!

ここまでは、相手と顔を見合わせてのコミュニケーションを前提としてお話をしてきました。

 

しかし、そもそも現状が、LINEだけでしか相手とコミュニケーションを取る機会がないという方もいるでしょう。

 

そこで、厳密にいうとミラーリング技法ではないのですが、相手との心の距離を詰める一つの方法として、LINEでも使えるミラーリング技法をお伝えします。

 

LINEでも使えるミラーリング技法、それは、「相手のLINEの癖を真似る」ということです。

 

ミラーリングでは、相手の動作や呼吸を真似しました。

 

LINEでは相手の話し方の特徴を真似します。

 

LINEでの話し方は、人によって特徴が出ます。

 

例えば、語尾に「(笑)」を付ける人や顔文字を使う人、絵文字を使う人など特徴は様々です。

 

その様な特徴を真似することで、相手もあなたのLINEはどこか「気が合う」と感じてくれる筈です。

 

相手のLINEの特徴を掴み、相手のLINEを仕方に合わせていきましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

ミラーリング技法は、相手の無意識に働きかける技法なので効果は絶大。

 

そして、相手を真似るだけなので、とても簡単な技法です。

 

しかし、簡単で有名であるが故に相手にバレやすい技法でもあるといえます。

 

今回紹介したように、呼吸をミラーリングするようにすると相手にバレることはまずありません。

 

そして、おすすめは会話が途切れる時に相槌を打つこと。

 

これによって、「相手の話を聴いている」という姿勢でミラーリングを行えるので、より気づかれにくく、好印象を与えやすいです。

 

好印象を与えることは、コミュニケーションの第一歩です。

 

このミラーリング技法を使い、円滑な人間関係を皆様が築けることを祈っています。

 

 

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ソーシャルスキルとは?コミュニケーションが上手になるテクニック!

 

こんにちは、ソーシャルワーカーのM・Mです。

 

この記事を開いて下さったということは、みなさんは何かしらコミュニケーションに悩みを抱えているのではないでしょうか。

 

コミュニケーションは、とても難しいものですよね。

 

それなのに、上手なコミュニケーションの取り方って学校では教えてくれないものだと思います。

 

しかし、コミュニケーションが上手にとれるかどうかは、社会で他者と関わる上でとても大切な能力になっています。

 

このブログでは、他者とのコミュニケーションを円滑に行うためのテクニック、技術をお伝えしていきます。

 

このブログを読んで頂ければ、例えば以下の様な悩みを解決出来るでしょう。

 

  • 他者とのコミュニケーションを上手く行いたい

  • 話が上手になりたい

  • 話を聴く技術を学びたい

  • 相手に何かを上手く伝えたい

  • スピーチが上手くなりたい

  • 営業で結果を出したい

  • トラブルにならない伝え方を身につけたい

  • クレーム対応がうまくなりたい

 

挙げればきりがありませんが、他にも様々な社会生活で起きる問題を解決することが出来ます。

 

今回の記事では、このブログのテーマである、ソーシャルスキルとはそもそも何なのかということを解説していきたいと思います。

 

 

 ソーシャルスキルとは?

そもそもソーシャルスキルとは何でしょうか。

 

ソーシャルスキルとは、ソーシャル、つまり社会の中で他者と普通に関わり、共に生活していくために必要な能力とされています。

 

社会技能と言われることもありますね。

 

よく、皆様が耳にするコミュニケーション能力というのもこのソーシャルスキルに含まれます。

 

つまりは、社会で他者と上手く付き合っていくためのテクニック、技術がソーシャルスキルなのです。

 

このブログでは、このソーシャルスキルを高めていく方法を紹介していきます。

 

 

なぜソーシャルスキルが大切か

では、ソーシャルスキルを学ぶ意義はあるのでしょうか。

 

もちろんあります。

 

みなさんも、人生の中で一度は他者との関係がうまく行かないという経験はしたことがあると思います。

 

もしくは、スピーチが上手になりたい、説明がうまくなりたい、話が上手くなりたいなど話術に興味を持ったこともあるのではないでしょうか。

 

では、なぜ他者と上手く行かなかったり、スピーチが上手ではないのでしょうか?

 

よく勘違いされているのはこれらが性格のせいだと思われていることです。

 

実は、それは性格のせいではなく、技術の問題なのです。

 

そして、その技術こそがソーシャルスキルなのです。

 

あなたが今まで他者との関係が上手くいかなかったのは、あなたが悪いわけではありません。

 

技術を知らなかっただけです。

 

技術なので、もちろん訓練すればどんどん上達していきます。

 

絵やスポーツと同じことなのです。

 

そして、この事実はほとんどの人が知りません。

 

これってすごくもったいないことだと思いませんか?

 

今や、職場や学校、家庭環境においてもコミュニケーション能力が重要視される時代です。

 

そして、それらが上手く上手くいかない原因の一つはソーシャルスキルの問題なのです。

 

しかし、ソーシャルスキルは鍛えることが出来ます。

 

ソーシャルスキルを高めれば、解決出来る問題がたくさんあるのです。

 

ぜひ、次の記事から一緒に頑張っていきましょう。

 

 

まとめ

 

何度も述べる様に、今の時代とてもコミュニケーション能力が重要視されています。

 

しかし、そのコミュニケーション能力を含むソーシャルスキルの練習は学校で教えてくれるところはそう多くありません。

 

せっかく訓練すれば上手になり、かつあらゆる悩みを解決出来る技術を知らないのはもったいないことだと思います。

 

そして、なによりこの技術は難しい物ではないのです。

 

知っていれば、その日からでも実践できるものばかりなのです。

 

ソーシャルスキルを学び、あなたが日常で感じる不安や悩みを一緒に解決していきましょう!

 

 

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