【心理学】異性を褒めるにはどうすれば良いのか?異性への上手でモテる褒め方を解説!
今回の記事はこんな方におすすめ!
☑異性にモテたい
☑異性を上手に褒める方法を知りたい
☑上手な人の褒め方を知りたい
異性にモテるためには、相手のことを認めてあげる必要があります。
人間は誰しも承認欲求があるからです。
しかし、人間の難しいところは、”普通”に褒めても胡散臭いと思われてしまうこと。
では、異性を褒める場合はどうすれば良いのでしょうか。
今回は、意外と難しい「褒める」という行為に関して、お話をしていきます。
以前もこの記事では、リフレーミングという技術をご紹介しました。
今回は、もっと具体的でわかりやすく、非常に簡単な技術をご紹介します。
この技術を実践して、気になるあの人と急接近しちゃいましょう!!
人が褒められて嬉しいこと
あなたは人に褒められると嬉しいですか?
嬉しいとまではいかなくても、「悪い気はしない」という方が大半ではないでしょうか。
めったに褒められることがない人ほど、褒められた時の嬉しい気持ちは大きいものです。
では、人に褒められることが多い人はどうでしょうか。
実は、褒められ慣れている人は、少し褒められたくらいでは何も感じません。
例えば、美人の方に「とても綺麗ですね」とほめても、相手には何も響きません。
容姿については、褒められ慣れているでしょうし、何より周りの人間もその人を褒める際には容姿を褒めるでしょう。
そんな方に、容姿を褒めてもあなたは大勢の中の一人にはなれません。
せっかく褒めるなら相手の印象に残った方が得だと思いませんか?
では、ようやく本題ですが、人は何を、どこを褒めてもらえると嬉しいのでしょうか。
それは、「誰も気づいてくれない部分」「自分の知らない部分」です。
以下の図を見て下さい。
これは、「ジョハリの窓」という図です。
人間には、上の図の様に自分だけが知っている部分や他人も知っている部分など様々な領域があります。
例えば、先ほど例で挙げた美人の方、仮にAさんとしましょう。
Aさんが、他人から「綺麗ですね」と褒められることが多い場合、少なからず自分では「私もきれいなんだな」という認識があるはずです。
これは、他人も自分も知っている「開放の窓」の部分になります。
しかし、このAさんのご自宅での様子、つまりプライベートな部分は他人では分からない部分もあるでしょう。
例えば、お風呂に入る時どこから洗うかなどは他人は分からない筈です。
「え、でも誰かに話せばそれも相手に分かる情報になるんじゃないの?」
そう、その通りです。
このジョハリの窓は、Bさん、Cさんなど、相手によってもどの窓にどの情報が入っているかはわかりません。
仲の良いBさんとであれば、開放部分の情報が多くても、2回くらいしか話したことのないCさんが相手では、そうはいかないですよね。
少し、余談になりますが、人とのコミュニケーションにおいて、どれだけ「開放部分」を共有するかということが親密度に関わってくるのです。
では、このジョハリの窓で言えば、どこの領域を褒めてあげると、相手にとって印象的なものになるのでしょうか。
それは、ズバリ「盲点の窓」と「秘密の窓」です。
一つずつ解説していきましょう。
盲点部分を褒める
自分より、自分のことに詳しい人。
自分が気が付かなった自分を気づかせてくれる人。
そんな人に人は惹かれます。
ジョハリの窓で言えば、「盲点の窓」がそれにあたります。
相手を褒める場合、相手でも気が付いていない様な良い部分を褒めると相手の印象に残りやすいです。
この様な効果を生みやすい一つの方法として、以前ご紹介したリフレーミングは最適かもしれません。
相手が短所だと思っていることをプラスの意味で捉え直してあげることで、相手にとっては「気が付かなった長所」を見つけることが出来るのです。
もう一つは、何気ない一面を褒めてあげるのも効果的でしょう。
私の実例を一つ紹介しましょう。
私の職場で、職員の若い女性が入院中の患者さんのお話を聴いてあげていました。
しっかりと相手の話にうなずき、身体を相手の方へ向けてお話を聴く姿勢は、いわゆる「話を聴くプロ」の私から見ても素晴らしいものでした。
患者さんとのお話が終わったようなので、私はすぐに「~さん、人の話を聴くのがとっても上手だね」と伝えました。
すると、自分では意識しないで行っていたことであり、ましてや話の聴き方を褒められたことは初めてだったようで、とても喜んでいたのを覚えています。
それから彼女は、相手の話を聴く際には意識して先ほどの点に注意しているそうです。
こうして、自分では気が付かなったことを褒めてあげることで、とても印象に残るだけではなく、相手自信も新たな自分に出会うきっかけになり、人生がより豊かになるのではないかと思います。
この効果を生むためのたった一つの大事なことは「些細なことでも褒める」ということです。
些細なことほど、周りの人は褒めないものです。
少しでも、相手のいいなと思ったところは褒めてあげて下さい。
自分しか知らない部分を褒める
もう一つ、効果的な褒める部分があります。
それは、「秘密の窓」です。
「秘密の窓」は、文字通り本人だけが知っている秘密の部分です。
みなさんも、誰にも教えていない秘密の自分を持っているのではないですか?
この誰も知り得ない”秘密”の部分を褒めてあげる、気づいてあげることで、相手との親近感がぐっと縮まります。
「この人は自分のことをよく分かってくれる」となるのです。
しかし、自分の知り得ない相手の秘密の部分を褒めることなど出来るのか?
その様な疑問が浮かびますよね。
実は、今回紹介する方法は「相手の秘密の窓を知らなくても出来る」方法になります。
言い換えれば、「秘密の部分を知っているかの様に褒める」技術になります。
やり方は簡単。
普段の相手と反対の事を褒めてあげればいいのです。
例えば、いつもは大人っぽい方、周りからも落ち着いているなど、大人っぽい部分を褒められることが多い方には、「いつもは大人っぽいけど、実は子供みたいに物事を楽しむタイプだよね。全力で物事を楽しめるところが素敵だなと思うよ」
などです。
人は誰しもアンビバレンスな部分、つまりは相反する感情があります。
明るい人でも365日明るいわけではありませんし、暗いなーと思う方でも明るくなる瞬間というのはあるものです。
ですから、普段の相手と反対の事を伝えてあげれば、相手にとってはジョハリの窓でいうところの「秘密の窓」である可能性が非常に高いです。
仮に多少的外れだとしても、他の人とは違う視点で相手のことを見ていることは伝わるので、相手にとって悪い印象になることはないでしょう。
実はこの方法、相手との心理的距離を縮める時にも使えます。
例えば、私が知り合いの方から相談を受けた時によくいうセリフを一つだけ紹介しましょう。
普段明るい方から相談を受けた際、私はこう伝えます。
「○○さんは、普段明るくて周りからも頼られることが多いから、こういった相談はなかなか出来ないよね。周りに頼られると自分がしっかりしなきゃって想いもあるもんね。だからこそ、一人で抱え込んで悩んじゃうことがあると思うんだよね」
このセリフを一言一句真似しても効果があります。
それは、普段明るい人でも誰しも悩む場面はあるからです。
悩み事を聴く際に、この様な部分を刺激あいてあげると、よりこちらを信用して深いところまでお話をしてくれるようになります。
このあたりのコミュニケーションの仕組みはまた別の機会にお話していきます。
とにかく、普段見せている相手の一面の反対を褒めてあげる。
これだけで効果的な褒め方が出来るのです。
まとめ
今回は、異性の効果的な褒め方について解説してきました。
もちろん、異性でなくても使える技術です。
効果的な褒め方とは、相手の気が付いていないところ、誰にも見せていない部分を褒めることです。
その様な部分を褒めてもらえると、相手は「自分のことを理解してくれる人」というようにあなたが写ります。
この記事を閉じたら、さっそく周りの人に試してみて下さい。